概要:
今までの実習で習得した技術を生かして,競技用ロボットを製作する。
授業の進め方・方法:
グループに分かれて、課題を解決できるロボットを製作し、これによる競技試合を行う。課題を解決するためのアイデアをグループ内でブレインストーミング等を用いて決定する。そのアイデアを基に設計し、各部の製作を行う。製作にあたっては、ものづくりセンターにある機器を使用してグループ内で行う。各グループで製作したロボットによる競技会を開催し、機能の完成度を確認する。
注意点:
事前学習:次に製作する部品や誰がつくるかなどをグループ内で相談しておく。
事後学習:取り付け後の寸法や精度を計測し次の加工部品の詳細寸法を決める。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
課題説明と課題解決手法の説明 |
実験・実習の心構え、安全への配慮を理解し、実践できる。グループ内での役割分担を決め、討議を行える。
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2週 |
課題解決のためのアイデア検討 |
グループ内での討議(ブレインストーミング)に参加できる。
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3週 |
課題解決のためのアイデア検討 特性要因図および仕様書の提出 |
グループ内での討議(ブレインストーミング)に参加できる。特性要因図が作成できる。
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4週 |
走行部機構の設計と製作 |
情報を基に仕様を満足する機構を製作できる。製作日程管理および材料費管理ができる。
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5週 |
走行部機構の設計と製作 |
情報を基に仕様を満足する機構を製作できる。製作日程管理および材料費管理ができる。
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6週 |
走行部機構の設計と製作 |
情報を基に仕様を満足する機構を製作できる。製作日程管理および材料費管理ができる。
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7週 |
走行部機構の設計と製作 |
情報を基に仕様を満足する機構を製作できる。製作日程管理および材料費管理ができる。
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8週 |
中間試験期間
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4thQ |
9週 |
走行試験
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走行することができるロボットを製作できる。
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10週 |
走行部以外の機構製作
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情報を基に仕様を満足する機構を製作できる。製作日程管理および材料費管理ができる。
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11週 |
走行部以外の機構製作
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情報を基に仕様を満足する機構を製作できる。製作日程管理および材料費管理ができる。
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12週 |
走行部以外の機構製作
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情報を基に仕様を満足する機構を製作できる。製作日程管理および材料費管理ができる。
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13週 |
走行部以外の機構製作。各部調整
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情報を基に仕様を満足する機構を製作できる。製作日程管理および材料費管理ができる。
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14週 |
競技会 |
製作したロボットが課題を解決することができる。
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15週 |
後期期末試験期間 |
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16週 |
レポート作成 |
アイディア出しから製作、競技会を振り返って、充足箇所について議論できる。工程表、貢献度表、問題解決テンプレートの提出できる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 4 | 後1 |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 4 | 後1 |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 4 | 後15 |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 4 | |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 4 | |
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方を理解し、計測できる。 | 4 | |
けがき工具を用いてけがき線をかくことができる。 | 4 | |
やすりを用いて平面仕上げができる。 | 4 | |
ねじ立て工具を用いてねじを切ることができる。 | 4 | |
アーク溶接の原理を理解し、アーク溶接機、アーク溶接器具、アーク溶接棒の扱い方を理解し、実践できる。 | 4 | |
アーク溶接の基本作業ができる。 | 4 | |
旋盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 4 | |
旋盤の基本操作を習得し、外丸削り、端面削り、段付削り、ねじ切り、テ―パ削り、穴あけ、中ぐりなどの作業ができる。 | 4 | |
フライス盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 4 | |
フライス盤の基本操作を習得し、平面削りや側面削りなどの作業ができる。 | 4 | |
ボール盤の基本操作を習得し、穴あけなどの作業ができる。 | 4 | |
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。 | 4 | |
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。 | 4 | |