1. 教科書の内容や教師の話す英語を聞いて、大体の内容を理解できる。
2. 自分の身の回りや日常的な内容について簡単に英語で応答し、発話できる。
3. 教科書及びそれと同程度の文献を読んで、辞書を使えば、その概略を理解できる。
4. 自分の身の回りや日常的な内容について、簡単な文章を英語で書ける。
概要:
1.1年次で学習した内容を発展させ、基本的な語法により習熟する。また「聞く」「話す」「読む」「書く」の技能を高め、技術者に必要な実践的英語力を養う。
2. 種々の読み物を通して、英語圏に限らず世界各国の状況に触れ、国際的視野を広める。
3. 視聴覚教材を活用してオーラル・コミュニケーション能力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
講義形式で授業を進め、学生を指名して様々な質問に対して答えてもらう形式の授業を行う。課題提出・小テストも適宜行う。
授業時間で扱いきれない教科書の内容を、夏休みなどの長期休暇中の自習課題とすることもある。
注意点:
事前学習:
必ず予習して授業に臨むこと。90分の授業に際しては最低60分、机に向かい、1)単語の意味など辞書で確認をし、2)テキストを声に出して読み、3) テキストを日本語に翻訳し、その内容を確認すること。多読のように英語を英語のままに理解することが望ましいが、母語である日本語を理解のための道具として用いることは合理的であるし、2つの言語の差異に気づくことで理解がより深まるはずである。
授業中:
事前学習で気が付かなかったこと、理解できなかったことを教員やクラスメートの発言から解明するように努め、ノートをとること。また調べたこと、考えたことを積極的に発言するようにすること。
事後学習:
授業の内容については必ず復習すること。最低30分机に向かい、1) 教科書・ノートを広げ、その日の授業の内容を確認し、2)『参考書』で文法事項などを再確認したり、ワークブックや課題教材に取り組むこと。3) 次回の授業では前回の授業の内容について小テストが行われることがあるので、準備しておくこと。また4) テキストを音読しながら、日本語を介さずに英語を理解する練習を行うこと。
その他:提出物は完璧でなくとも期限までには提出すること。実用英検・技術英検・TOEIC Test など外部試験も積極的に活用してほしい。その成績によっては評価に加えることもある。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション、Lesson 1 Washoku Around the World 世界に広がる和食文化 [文化] Part 1 & Part 2 |
文法事項:現在完了、過去完了(復習)
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2週 |
Lesson 1 Part 2 & Part 3
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文法事項:受動態(復習)
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3週 |
Lesson 1 Part 3 & Review Lesson 2 Chirori, the First Therapy Dog in Japan 日本初のセラピー犬・チロリ [福祉] Part 1 |
文法事項:SVC(C=現在分詞,過去分詞) SVO(O=wh-節)(復習)
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4週 |
Lesson 2 Part 2 & Part 3 |
文法事項:SVO1O2(O2=that-節)
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5週 |
Lesson 2 Part 3 & Review |
文法事項:関係代名詞(復習)
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6週 |
Lesson 3 How Good ls Your Memory? 記憶力アップの秘訣とは [科学] Part 1 & Part 2 |
文法事項:不定詞(復習)
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7週 |
Lesson 3 Part 2 & Part 3 |
文法事項:関係代名詞の継続用法(1)
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8週 |
Lesson 3 Part 3 & Part 4 |
文法事項:関係代名詞what(復習)
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 試験答案返却と解説 Lesson 3 Part 4 & Review Lesson 4 Space Elevator エレベーターで宇宙旅行!?[テクノロジー] Part 1 |
前期中間試験 試験答案返却と解説 文法事項:関係副詞(復習) 記事の読み方
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10週 |
Lesson 4 Part 2 & Part 3 |
文法事項:仮定法過去(復習)
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11週 |
Lesson 4 Part 3 & Part 4 |
文法事項:関係副詞whereの継続用法
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12週 |
Lesson 4 Part 4 & Review |
文法事項:未来進行形
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13週 |
Lesson 5 Diversity Brings New Products よりよい商品を作るために必要なこととは [経済] Part 1 |
文法事項:動名詞の意味上の主語
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14週 |
Lesson 5 Part 2 & Part 3 |
文法事項:関係代名詞の継続用法(2) 助動詞+have+過去分詞
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15週 |
Lesson 5 Part 3 & Part 4 前期期試験末
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文法事項:完了不定詞
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16週 |
試験答案返却と解説 |
試験答案返却と解説
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後期 |
3rdQ |
1週 |
Lesson 5 Part 4 & Review Lesson 6 Ueno Takahiro : The Dancer in Me 挑戦し続けるヒップホップ・ダンサー 上野隆博 [芸術] Part 1 |
文法事項:SVOC(C=過去分詞)/仮定法過去完了
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2週 |
Lesson 6 Part 2 & Part 3 |
文法事項:分詞構文(基本)(復習)
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3週 |
Lesson 6 Part 3 & Part 4 |
文法事項:受動態の分詞構文
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4週 |
Lesson 6 Part 4 & Review Lesson 7 The France Okaeshi Project フランスが日本にしてくれた「お返し」とは [文化] Part 1 |
文法事項:仮定法〈as if+S'+仮定法〉
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5週 |
Lesson 7 Part 2 & Part 3 |
文法事項: 仮定法〈lf+S'-were to~〉
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6週 |
Lesson 7 Part 3 & Part 4 |
文法事項:未知語の推測 lf-節に代わる表現
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7週 |
Lesson 7 Part 4 & Review Lesson 8 What ls the True Meaning of Mottainai? 本当のエコとは[環境] Part 1 |
文法事項:進行形の受動態
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8週 |
前期中間試験 試験答案返却と解説 Lesson 8 Part 2 & Part 3 |
後期中間試験 試験答案返却と解説 文法事項:省略
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4thQ |
9週 |
Lesson 8 Part 3 & Part 4 |
文法事項:形式目的語 it (to-不定詞 / that-節)
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10週 |
Lesson 8 Part 4 & Review Lesson 9 Fair Play in Sports :What ls “Fair”? スポーツにおけるフェアプレーとは [スポーツ倫理] Part 1 |
文法事項:現在完了進行形、過去完了進行形
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11週 |
Lesson 9 Part 2 & Part 3 |
文法事項:同格を表すof / that
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12週 |
Lesson 9 Part 3 & Part 4 |
文法事項:複合関係代名詞 倒置
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13週 |
Lesson 9 Part 4 & Review Lesson 10 Floating Education 船が学校に1? 逆境を乗り越えるヒント [教育] Part 1 |
文法事項:関係副詞whenの継続用法 未来完了
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14週 |
Lesson 10 Part 2 & Part 3 |
文法事項:SVC(C=that-節)
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15週 |
Lesson 10 Part 3 & Part 4 後期期末試験
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文法事項:無生物主語 後期期末試験
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16週 |
試験答案返却と解説
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 3 | |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 3 | |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |