情報処理

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 情報処理
科目番号 0041 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 知能機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリントおよびK-SEC専門分野別教材を用いる。
参考書:若山芳三郎・「学生のための基礎C」・東京電機大学出版局
担当教員 神保 佳典

到達目標

C言語を使って、データの入出力、四則計算、基本的な制御構造を含むプログラムを書けるようになる。4年次に履修する情報処理に向けての基礎を学修する。
アクチュエータをマイコンで制御するためのプルログラム基礎を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
変数種々の型の変数を宣言位置や初期化を考慮して使用できる。種々の型の変数を宣言し使用できる。種々の型の変数を使用できない。
四則演算複合的な四則演算を変数や定数の型を考慮して記述できる。基本的な四則演算を理解し記述できる。基本的な四則演算を記述できない。
選択・繰り返しの構造複合的な制御構造を理解し記述できる。基本的な制御構造を理解し記述できる。基本的な制御構造を記述できない。
入出力種々の型の入出力を精度やフィールド幅を考慮して記述できる。種々の型の入出力を記述できる。種々の型の入出力を記述できない。

学科の到達目標項目との関係

C-1 自然科学・情報技術に関する基礎的素養を有し、専門分野での問題解決のためにそれらを駆使できる能力を身につける。

教育方法等

概要:
3、4年の1年半を通じて、知能機械技術者にとって必要最小限の計算機による技術計算能力を身につける。3年次においては、プログラミング言語とはどのようなものか、C言語の基本的な約束事、変数、計算、入出力、基本的なアルゴリズム(選択処理、反復処理)について学ぶ。一例としてC言語を用いるが、ここで学ぶ考え方は他の言語にも当てはまることが多い。エンジニアに求められる基礎知識を教授する。
授業の進め方・方法:
講義と演習
注意点:
事前学習:次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
事後学習:講義中の演習課題などで復習すること

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 年間ガイダンス、C言語の紹介、C言語のプログラム編集から実行までの手順 プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。データの出力を伴う簡単なプログラムを作成できる。
2週 データの入出力、変数の宣言、四則演算 変数の宣言及び変数の出力を伴う簡単な算術演算プログラムなどを実際に作成できる。
3週 データの入出力、変数の宣言、四則演算 変数の宣言及び変数の出力を伴う簡単な算術演算プログラムなどを実際に作成できる。整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。算術演算の順序を理解し適切に適用できる。
4週 データの入出力、変数の宣言、四則演算 データの入力を伴う簡単な算術演算プログラムなどを実際に作成できる。変数の型に応じた変換指定子を適切に適用できる。
5週 データの入出力、変数の宣言、四則演算 変数の宣言及び変数の入出力を伴う簡単な算術演算プログラムなどを実際に作成できる。変換指定を理解し、出力結果の精度などを指定できる。暗黙の型変換を理解し適用できる。
6週 復習(データの入出力、変数の宣言、簡単な計算処理) これまでの内容を理解し、変数の宣言及び変数の入出力を伴う算術演算プログラムを実際に作成できる。
7週 分岐処理:アルゴリズムには基本となる3つの構造があり、その組合せによりいかなる複雑なアルゴリズムも表現する事ができる。その構造の一つが比較演算に基づく「選択」の構造(分岐処理・条件判断)である。 C言語における if 文を用いて簡単な「選択」の構造を記述できる。
8週 小テスト(7週目までの到達度確認) データの入出力、変数の宣言、四則演算に関わる演習課題を理解し解くことができる。
4thQ
9週 答案返却、試験問題の解説
分岐処理の復習
試験問題の要点を理解し、7週目までの内容を深く理解できる。
if 文を用いて「選択」の構造を記述できる。複数の条件分岐に対して論理演算子の有無の違いによる二通りの記述ができる。最大値、最小値の探索を行うプログラムを記述できる。
10週 繰り返し処理:「繰り返し(反復)」の構造はアルゴリズムの一つの基本構造である。 C言語における for 文を用いて簡単な「繰り返し」の構造を記述できる。
11週 繰り返し処理 for 文を用いて「繰り返し」の構造を記述できる。「繰り返し」の構造の内外で変数を共有し、変数の合計値や平均値などを計算できる。無限ループと繰り返しの中断処理を理解し適用できる。
12週 繰り返し処理 for 文を用いて「繰り返し」の構造を記述できる。多重ループを理解し記述できる。
13週 分岐処理と繰り返し処理 C言語における switch 文を用いて簡単な「選択」の構造を記述できる。C言語における do 文、while 文を用いて簡単な「繰り返し」の構造を記述できる。
14週 復習(分岐処理と繰り返し処理) これまでの内容を理解し、「選択」の構造と「繰り返し」の構造を含む複合的なプログラムを記述できる。昇順、降順の並べ替えを行うプログラムを記述できる。
15週 定期試験(15週目までの到達度確認) 15週目までの内容を理解できる。
16週 答案返却、試験問題の解説 試験問題の解説を受けて、講義全体の内容をまとめ、4年次の情報処理に向けた課題を理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー基礎的なプログラムを作成できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9
計算機を用いて数学的な処理を行うことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後8,後9,後11
基礎的なアルゴリズムについて理解し、任意のプログラミング言語を用いて記述できる。3後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。1後9,後11,後13,後14

評価割合

定期試験小テスト提出課題合計
総合評価割合404020100
基礎的能力0000
専門的能力404020100