情報処理

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報処理
科目番号 0044 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 知能機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 若山芳三郎:“学生のための基礎C”,東京電機大学出版局)と配布プリントを併用する。
担当教員 津田 尚明 ,村山 暢

到達目標

C言語を使って、データの入出力、四則計算、基本的な制御構造を含むプログラムを書けるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
プログラム実行の操作手順の理解と,定数と変数の理解.プログラム実行の手順を理解でき,定数と変数を理解し記述できる.プログラム実行の手順を理解でき,定数と変数を理解できる.プログラム実行の手順を理解できない.定数と変数を理解できない.
演算の記述複雑な四則演算を理解し記述できる・四則演算を理解し,記述できる.四則演算を記述できない.
制御文の記述基本的な制御構造を理解し記述できる基本的な制御構造を記述できる基本的な制御構造を記述できない
データの入出力を記述できる.種々のデータの入出力を記述できる.データの入出力を記述できる.データの入出力を記述できない.

学科の到達目標項目との関係

JABEE C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
3,4年の1年半を通じて、機械技術者にとって必要最小限の計算機による技術計算能力を身につける。3年次においては、プログラミング言語とはどのようなものか、C言語の基本的な約束事、変数、計算、入出力、基本的なアルゴリズム(選択処理、反復処理)について学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義と演習.
注意点:
○事前学習
 次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと.
○事後学習
 講義中の演習課題などで復習すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 年間ガイダンス、C言語の紹介、Cのプログラムの編集から実行までの手順 プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。
2週 データの入出力と簡単な計算処理 データの入出力を使った簡単な算術演算プログラムなどを実際に作成できる.
3週 データの入出力と簡単な計算処理 データの入出力を使った簡単な算術演算プログラムなどを実際に作成できる.プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。
4週 データの入出力と簡単な計算処理 データの入出力を使った簡単な算術演算プログラムなどを実際に作成できる.演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。
5週 復習 復習
6週 復習 復習
7週 分岐処理 アルゴリズムには基本となる3つの構造があり、その組合せでいかなる複雑なアルゴリズムも表現する事ができます。その構造の一つが比較演算に基づく「選択」の構造(分岐処理・条件判断)です。C言語では「選択」の構造をどのように実現するのかをここで学びます。
8週 分岐処理 C言語における「選択」の構造をどのように実現するのかを理解できる.
4thQ
9週 復習 条件判断プログラムを作成できる。
10週 繰り返し処理 アルゴリズムのもう一つの基本的構造は「繰り返し(反復)」の構造です。
11週 繰り返し処理 アルゴリズムのもう一つの基本的構造は「繰り返し(反復)」の構造です。
12週 繰り返し処理 アルゴリズムのもう一つの基本的構造は「繰り返し(反復)」の構造です。
13週 繰り返し処理 アルゴリズムのもう一つの基本的構造は「繰り返し(反復)」の構造です。
14週 演習 繰り返し処理プログラムを作成できる。
15週 試験返却および演習・まとめ 試験を返却し解説することで,演習・まとめとします.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4
定数と変数を説明できる。4
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4
条件判断プログラムを作成できる。4
繰り返し処理プログラムを作成できる。4
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4

評価割合

試験提出課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100