到達目標
(1)耐熱金属材料および特殊機能材料の性質と用途が説明できる。
(2)高分子材料の分類と性質が説明できる。
(3)セラミックスおよび複合材料の分類、製造法および性質が説明できる。
(4)材料の設計に関する留意点および材料の環境に与える影響が説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
耐熱金属材料および特殊機能材料の性質と用途 | 耐熱金属材料および特殊機能材料の性質と用途を正しく説明できる | 耐熱金属材料および特殊機能材料の性質と用途をほぼ正しく説明できる | 耐熱金属材料および特殊機能材料の性質と用途をあまり説明できない。 |
高分子材料の分類と性質 | 高分子材料の分類と性質を正しく説明できる。 | 高分子材料の分類と性質をほぼ正しく説明できる。 | 高分子材料の分類と性質をあまり説明できない。 |
セラミックスおよび複合材料の分類、製造法および性質 | セラミックスおよび複合材料の分類、製造法および性質を正しく説明できる。 | セラミックスおよび複合材料の分類、製造法および性質をほぼ正しく説明できる。 | 材料の分類、製造法および性質をあまり正しく説明できない。 |
材料の設計に関する留意点および材料の環境に与える影響 | 材料の設計に関する留意点および材料の環境に与える影響を正しく説明できる。 | 材料の設計に関する留意点および材料の環境に与える影響をほぼ正しく説明できる。 | 材料の設計に関する留意点および材料の環境に与える影響をあまり正しく説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機能性金属材料および非金属材料の基本的な性質を理解し、機械設計において適切に使用できるようにする。材料の設計および環境負荷の基礎を学習する。
授業の進め方・方法:
教科書に加え、他の資料を記載した授業プリントをもとに授業を進める。
注意点:
毎回、授業プリントの提出を求める。理由無き欠席に対して授業プリントの再配布は行わないので注意すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
酸化 |
金属の酸化の仕方が説明できること。
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2週 |
クリープ現象(強度および伸びに及ぼす温度の影響)、拡散(拡散速度) |
クリープ現象および拡散について説明でき、クリープ強度や拡散速度の問題を解くことができること。
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3週 |
易融金属、磁性金属材料、形状記憶合金の性質と用途 |
易融金属、磁性金属材料、形状記憶合金の性質と用途が説明できること。
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4週 |
アモルファス合金の性質と用途 |
アモルファス合金の性質と用途が説明できること。
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5週 |
プラスティックの性質と用途 |
プラスティックの性質と用途が説明できること。
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6週 |
エラストマーの性質と用途 |
エラストマーの性質と用途が説明できること。
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7週 |
接着剤の性質と用途 |
接着剤の性質と用途が説明できること。
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8週 |
セラミックス、耐熱ガラスの性質と用途 |
セラミックス、耐熱ガラスの性質と用途が説明できること。
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2ndQ |
9週 |
中間試験(確認テスト) |
第1週から第8週までの内容が説明できる。
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10週 |
光ファイバーの性質と用途 |
光ファイバーの性質と用途が説明できること。
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11週 |
耐火物の性質と用途 |
耐火物の性質と用途が説明できること。
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12週 |
プラスティック基複合材料の性質と用途 |
プラスティック基複合材料の性質と用途が説明できること。
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13週 |
金属基複合材料、セラミックス基複合材料の性質と用途 |
金属基複合材料、セラミックス基複合材料の性質と用途が説明できること。
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14週 |
機械設計と材料技術、環境と材料 |
機械設計と材料技術が説明できること。環境と材料が説明できること。
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15週 |
試験返却、前期まとめ |
試験結果の確認、重要な点を解説。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 材料 | 金属材料、非金属材料、複合材料、機能性材料の性質と用途を説明できる。 | 4 | 前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
機械的性質と温度の関係およびクリープ現象を説明できる。 | 4 | 前2 |
評価割合
| 試験 | 授業プリント | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |