到達目標
3年次に修得したC言語の知識の上に立って、さらに配列と関数を理解し、これらを活用した基本的なプログラムが書けるようにする。その後、工学で重要となるいくつかの問題(方程式の数値解法など)について、そのアルゴリズムを理解し、必要に応じて表計算ソフトまたはプログラミングを選択して問題を解く能力を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
配列と関数を理解し、これらを活用した基本的なプログラムが書ける | 配列と関数を理解し、これらを活用した複雑なプログラムが書ける | 配列と関数を理解し、これらを活用した基本的なプログラムが書ける | 配列と関数を理解できず、これらを活用した基本的なプログラムが書けない |
工学で重要となるいくつかの問題(方程式の数値解法など)について、そのアルゴリズムを理解し、必要に応じて表計算ソフトまたはプログラミングを選択して問題を解く能力を身につける | 工学で重要となるいくつかの問題(方程式の数値解法など)について、そのアルゴリズムを理解し、表計算ソフトまたはプログラミングを選択して問題を解く能力を身につける | 工学で重要となるいくつかの問題(方程式の数値解法など)について、そのアルゴリズムを理解し、必要に応じて表計算ソフトまたはプログラミングを選択して問題を解く能力を身につける | 工学で重要となるいくつかの問題(方程式の数値解法など)について、そのアルゴリズムを理解できず、必要に応じて表計算ソフトまたはプログラミングを選択して問題を解く能力を身につけられない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
工学で現れるいくつかの典型的な数値計算問題を例に、実践的な技術計算能力を培う。そのため、3年次に引き続きC言語を用いたプログラミングについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
教科書と補足プリントを用いた講義と演習で実施する.
注意点:
○事前学習
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
○事後学習
講義中の演習課題などで復習すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
年間ガイダンス、C言語の復習と練習 |
3年次の情報処理で学んだ入出力処理を活用できる.
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2週 |
配列とは何か |
1次元配列を理解できる.
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3週 |
配列とは何か |
1次元配列を理解できる.
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4週 |
配列の初期化、2次元配列 |
配列の初期化方法を理解できる.2次元配列を活用できる.
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5週 |
配列の初期化、2次元配列 |
配列の初期化方法を理解できる.2次元配列を活用できる.
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6週 |
配列を活用したプログラム |
配列を活用できる.
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7週 |
配列を活用したプログラム |
配列を活用できる.
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8週 |
Cの関数とは何か |
関数の考え方を理解できる.
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
前期中間試験として8週目までの内容を理解できる.
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10週 |
関数の作り方と使い方 |
ユーザ定義関数を作ることができる.
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11週 |
関数の作り方と使い方 |
ユーザ定義関数を作り活用することができる.
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12週 |
引数を取らない関数、返り値を返さない関数 |
引数を取らない関数、返り値を返さない関数を理解できる.
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13週 |
引数を取らない関数、返り値を返さない関数 |
引数を取らない関数、返り値を返さない関数を活用できる.
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14週 |
関数を活用したプログラム |
関数を活用したプログラムを作成できる.
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15週 |
試験返却および演習・まとめ |
試験を返却し解説することで,演習・まとめとします.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
前期までのC言語の復習、補足事項 |
前期の学習内容を理解できる.
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2週 |
数値計算法 |
代表的なアルゴリズムとされる積分法(長方形積分)を理解できる。
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3週 |
数値計算法 |
代表的なアルゴリズムとされる積分法(台形積分)を理解できる。
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4週 |
数値計算法 |
代表的なアルゴリズムとされる積分法(モンテカルロ法)を理解できる。
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5週 |
数値計算法 |
代表的なアルゴリズムとされる方程式の解法(ニュートン法)を理解できる。
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6週 |
数値計算法 |
代表的なアルゴリズムとされる方程式の解法(二分法)を理解できる。
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7週 |
数値計算法 |
数値計算法を用いて実用的なプログラムを作成できる.
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8週 |
数値計算法 |
代表的なアルゴリズムとされるユークリッドの互除法を理解できる。
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4thQ |
9週 |
後期中間試験 |
それまでに学んだことを理解できる.
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10週 |
数値計算法 |
数値計算問題を自ら解くことができる.
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11週 |
数値計算法 |
ポインタの使い方を理解できる.
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12週 |
演習 |
これまで情報処理科目で学んだ知識をいかして、オリジナルのプログラムを作成できる。
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13週 |
演習 |
これまで情報処理科目で学んだ知識をいかして、オリジナルのプログラムを作成できる。
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14週 |
演習 |
これまで情報処理科目で学んだ知識をいかして、オリジナルのプログラムを作成できる。
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15週 |
学年末試験 |
情報処理で学んだことを理解できる.
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16週 |
学年末試験返却・解答解説 |
試験を返却し解説し,まとめとする.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 4 | 前1 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 4 | 後5,後6,後7 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 4 | 前1,後10,後11,後12,後13 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 4 | 後5,後6,後7,後8,後9,後14 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 情報処理 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 3 | 前1,後1,後2,後3,後4 |
定数と変数を説明できる。 | 3 | 前1,前4,後1,後2,後3,後4 |
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。 | 3 | 前1,後1,後2,後3,後4 |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5 |
評価割合
| 試験 | 提出課題・小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |