卒業研究

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0090 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 8.5
開設学科 知能機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 8.5
教科書/教材
担当教員 樫原 恵蔵 ,津田 尚明 ,山東 篤,大村 高弘 ,村山 暢 ,石橋 春香,徐 嘉楽,原 圭介

到達目標

(1)基礎知識に基づき,研究計画を自主的に立て,実行できること (B-d2c)
(2)研究過程において,問題に対する改善方法を提案できること (B-e)
(3)適切な実験によって得られた研究データを適切に整理し,考察できること (B-d2b)
(4)自主的かつ計画的に研究を進められること (B-h)
(5)研究論文を作成するとともに,成果を発表し,討論できること (D-f)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
研究計画の立案および研究の実施実験計画を立て,その計画に沿って研究を自主的に進めることができる実験計画を立て,その計画に沿って研究を指導教員の助言をもらいながら進めることができる実験計画を立て,その計画に沿って研究を指導教員の助言をもらっても進めることができない
研究過程における問題の解決研究過程における問題に対する改善方法を自主的に提案できる研究過程における問題に対する改善方法を指導教員の助言をもらいながら提案できる研究過程における問題に対する改善方法を指導教員の助言をもらいながら提案することができない
研究データの解析および考察実験によって得られた研究データを自らが適切に整理し,考察できる実験によって得られた研究データを教員の助言をもらいながら適切に整理し,考察できる実験によって得られた研究データを教員の助言をもらっても整理,考察ができない
研究の自主的な取り組み十分に自主的かつ計画的に研究を進められるほぼ自主的かつ計画的に研究を進められる自主的かつ計画的に研究を勧めるのが難しい

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
研究課題の目的を理解して計画を立てる。担当教員の指導を受けながら自主的に研究活動を進め、成果を卒業論文としてまとめる。研究の進行状況および研究成果を口頭発表する。これら一連の研究は,将来の技術者としての基本であり,研究開発は素より,製造現場での仕事にも役立つ基本的スキルである.
授業の進め方・方法:
各研究室に配属された後、担当教員による指導の下、研究計画の立案、研究の実施、データの取り纏め、および論文執筆をする。その間、研究計画発表、中間発表、および最終発表をパワーポイントで行う。
注意点:
COC関連テーマについて
各教員のテーマはさらに細分されており,その中には地域の特徴(地勢,産業,特産品など)や諸問題に関連するテーマが含まれている。なお,学生の選択によっては当該テーマが実施されない場合がある。
事前学習 地域の特徴(地勢,産業,特産品など)や諸問題について興味を持つ.
事後学習 地域の広報誌やニュース等を通じて最新情報に触れ,地域について継続した考察を行う.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション,教員のテーマ説明 教員のテーマ説明の内容を理解して、希望する研究テーマを選択する。
2週 研究室配属、知的財産に関する説明(基本的な事項、新規アイデアを出す技法など) 研究室の設備の使用方法を理解する。
3週 研究計画や実験の検討,研究計画書作成作業開始 研究計画や実験内容を検討し,研究計画書の作成をする。
4週 研究計画の立案 研究計画や実験内容を検討し,研究計画書の作成をする。
5週 研究計画の立案 研究計画や実験内容を検討し,研究計画書の作成をする。
6週 研究計画発表会 パワーポイントを使って研究の目的、研究の実施計画について発表する。研究概要書を作成できる
7週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
8週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
2ndQ
9週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
10週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
11週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
12週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
13週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
14週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
15週 卒業研究中間発表会 パワーポイントを使って研究の進捗状況を説明することができる。研究概要書を作成できる。
16週
後期
3rdQ
1週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
2週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
3週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
4週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
5週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
6週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
7週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
8週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
4thQ
9週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
10週 指導教員に確認しながら自主的・積極的に研究を進める 研究計画に従って、自主的・積極的に研究を進めることができる。
11週 卒業研究発表予稿の作成 研究概要書を作成できる。
12週 卒業研究最終発表会 パワーポイントを使って研究成果を説明することができる。
13週 審査用卒業論文提出 主査からの了承を得た卒業論文を副査に提出する。
14週 卒業論文の手直し 副査から指摘された事項を論文に反映させる。
15週 卒業論文の提出と最終審査 主査および副査の了承を得た卒業論文を学科に提出する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3前3
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3前3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前15,後10
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前15,後12
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3前4,前5,前6
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前6
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前15,後12
合意形成のために会話を成立させることができる。3前15,後12
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3後12
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前10
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3後5
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前15,後12
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3後12
複数の情報を整理・構造化できる。3後13,後14
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3後10,後11
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前15,後12
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前15
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前15
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3後11,後12
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前4
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前5
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前6
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前7
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前8
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前9
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前6
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3後12
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3後13
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3前4
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3前5
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3前6

評価割合

計画発表中間発表最終発表研究の取り組み研究論文合計
総合評価割合1015252030100
基礎的能力000000
専門的能力1015252030100
分野横断的能力000000