機械工学実験

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 機械工学実験
科目番号 0097 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1.5
開設学科 知能機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 3
教科書/教材 実験指導に関するプリントを配布
担当教員 樫原 恵蔵 ,山東 篤,大村 高弘 ,村山 暢 ,石橋 春香,徐 嘉楽,原 圭介

到達目標

1.論理立てて,実験を進められること.(B)-(d2b)
2.時間内に自主的に取り組めること.(B)-(h)
3.実験の結果が妥当であること.(B)-(d2c)
4.レポートなどを通して,実験結果を考察し,問題に対する改善法を提案できること.(B)-(e)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
実験目的・方法の整理実験内容をレポートの体裁で要点をまとめ分かりやすくまとめることができる.実験内容をレポートの体裁でまとめることができる.実験内容をレポートの体裁で分かりやすくまとめることができない.
実験結果・考察の整理実験目的に沿った実験データの処理や解析を正確かつ詳細に行うことができる.実験目的に沿った実験データの処理や解析を行うことができる.実験目的に沿った実験データの処理や解析を行うことができない
所定期間の遂行ほぼ全てのレポートを期日までに提出できる大半のレポートを期日までに提出できるいくつかのレポートを期日までに提出できない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
 各系に分かれての実験では、材料・熱流体・工作・情報制御の各系各3テーマについて実験を行ない、レポートにまとめる。
座学の補完する実験を行うと共に、社会人として必要な報告書の作成方法、プレゼンテーションスキルを身に着ける。
授業の進め方・方法:
 各系に分けれての実験では,実験実施場所に集合しグループで力学材料系,熱流体系,設計工作系,情報制御系の実験を行う.
注意点:
 筆記用具,電卓,その他実験担当教員が指定する物品を持ってくること.
COC対応科目
事前学習:  実験テーマに関連する科目の教科書を読み,理論や現象を予習しておくこと.
事後学習:  実験データを整理しレポートにまとめること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、その後各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
2週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
3週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
4週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
5週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
6週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
7週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
8週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
2ndQ
9週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
10週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
11週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
12週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
13週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
14週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
15週 各系に分かれて実験 ①実験目的・方法を整理できる
②実験結果・考察を整理できる
③所定期間中にレポートを作成し提出できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
専門的能力分野別の工学実験・実習能力機械系分野【実験・実習能力】機械系【実験実習】加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

実験レポート等合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100