到達目標
1「環境」が現代社会の基本問題であることを説明できる。
2科学技術発展と環境問題の関連についての基本的な説明ができる。
3環境問題と地域の関連について具体的に説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 環境問題が現代社会の重要問題であることをよく説明できる | 環境問題が現代社会の重要問題であることを説明できる | 環境問題が現代社会の重要問題であることを説明できない |
評価項目2 | 科学技術の発展と環境問題の関連についてよく説明できる | 科学技術の発展と環境問題の関連について説明ができる | 科学技術の発展と環境問題の関連について説明できない |
評価項目3 | 環境問題と世界の地域の関連についてよく説明ができる | 環境問題と世界の地域の関連について説明ができる | 環境問題と世界の地域の関連について説明ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
今や環境破壊が地球的規模で発生し、人類の生存に関わる深刻な問題になっている。この事態についての基本的知識を確認し、科学技術発展と環境問題の関連、人間の欲望増大と環境問題の関連を考察する。
授業の進め方・方法:
毎回授業内容を記したプリントと資料を配付する。主に、気候変動をめぐる問題(温暖化)とゴミ問題を取り上げる。毎回、世界各地の様々な報道を見て解説する。
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>2回の定期試験では、到達目標に見合った問題を出す。授業ごとに「課題」を課し、これも評価に加味する。
<学業成績の評価方法および評価基準>定期試験による得点は2回の平均。「課題」による得点は、15回の平均。
<単位修得要件>60点以上の得点を獲得すること。
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>環境問題に関する報道を見ておくこと
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
環境問題を授業で取り上げる理由、環境問題の概観 |
どのような環境問題があるか概要を説明できる
|
2週 |
温暖化と異常気象 |
異常気象の実例をあげ説明できる
|
3週 |
IPCCによる将来の温暖化予想 |
IPCCによる将来の温暖化予想を説明できる
|
4週 |
温暖化防止対策と京都議定書 |
京都議定書の内容を説明できる
|
5週 |
温暖化防止へのヨーロッパ諸国の取り組み |
ヨーロッパにおける温暖化防止策について説明できる
|
6週 |
温暖化防止と科学技術 |
温暖化防止のための科学技術について説明できる
|
7週 |
温暖化防止と街づくり |
温暖化防止と街づくりの関係、実例を説明できる
|
8週 |
先進国(ニューヨーク)におけるゴミ問題 |
先進国に大けるゴミ問題について説明できる
|
2ndQ |
9週 |
発展途上国の大都市におけるゴミ問題 |
発展途上国の大都市におけるゴミ問題について説明できる
|
10週 |
自動車廃棄の実情、産業廃棄物問題 |
産業廃棄物処理の問題について説明できる
|
11週 |
「核のゴミ」処理の困難 |
「核のゴミ」をめぐる問題点を説明できる
|
12週 |
大量生産大量消費社会の成立(近代科学技術史) |
大量生産大量消費社会の成立について説明できる
|
13週 |
アメリカの大量消費社会と欲望増大 |
アメリカでの消費欲増大について説明できる
|
14週 |
「豊かさ」と「幸せ」の問い直し |
「豊かさ」への問い直しの実例を説明できる
|
15週 |
「豊かさ」と自然・環境 |
「豊かさ」と自然・環境の保全との関係を説明できる
|
16週 |
期末試験 |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 75 | 25 | 100 |
配点 | 75 | 25 | 100 |