化学Ⅱ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 化学Ⅱ
科目番号 0006 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 [教科書]化学(東京書籍) [参考書] フォトサイエンス化学図録(数研出版)
担当教員 岩本 仁志

到達目標

・物質の状態変化,溶解のしくみと溶液の性質,固体結晶の構造を説明できる。
・化学反応のエネルギーと速さ,化学平衡について説明できる。
・基本的な有機物質の性質について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
状態変化物質の状態変化,溶解のしくみと溶液の性質,固体結晶の構造を説明できる物質の状態変化,溶解のしくみと溶液の性質,固体結晶の構造をおおむね説明できる物質の状態変化,溶解のしくみと溶液の性質,固体結晶の構造を説明できない
化学反応化学反応のエネルギーと速さ,化学平衡について説明できる化学反応のエネルギーと速さ,化学平衡についておおむね説明できる化学反応のエネルギーと速さ,化学平衡について説明できない
有機物質基本的な有機物質の性質について説明できる基本的な有機物質の性質についておおむね説明できる基本的な有機物質の性質について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
物質の状態変化が物質を構成する粒子の性質に関係していること,化学変化に伴う熱や光エネルギーの出入りおよび電子の授受,化学反応の速さの表し方と速さを決める要因,化学平衡における物質の量的関係などについて学ぶ。また,無機物質の単体や化合物の性質も概説する。
授業の進め方・方法:
定期試験70%,課題レポートおよび小テスト30%
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,物質の状態 :物質の三態
2週 物質の状態 :気体・液体間の状態変化
3週 物質の状態 :蒸気圧と状態図
4週 気体の性質 :ボイルの法則・シャルルの法則
5週 気体の性質 :気体の状態方程式
6週 気体の性質 :混合気体の全圧と分圧
7週 気体の性質 :理想気体と実在気体
8週 演習
2ndQ
9週 溶液の性質 :溶解のしくみ,固体の溶解度
10週 溶液の性質 :溶液の濃度,気体の溶解度
11週 溶液の性質 :希薄溶液の性質 I
12週 溶液の性質 :希薄溶液の性質 Ⅱ
13週 固体の構造 :結晶,金属結晶
14週 固体の構造 :イオン結晶,そのほかの結晶
15週 演習
16週
後期
3rdQ
1週 化学反応とエネルギー :反応熱と熱化学方程式
2週 化学反応とエネルギー :ヘスの法則
3週 化学反応とエネルギー :結合エネルギー
4週 化学反応の速さ      :反応の速さ
5週 化学反応の速さ      :反応の速さを決める条件
6週 化学平衡         :可逆反応と化学平衡
7週 化学平衡         :平衡の移動
8週 演習
4thQ
9週 有機化合物        :有機化合物の分類と特徴
10週 有機化合物        :異性体
11週 有機化合物        :有機化合物の構造式の決定
12週 有機化合物        :飽和炭化水素
13週 有機化合物        :不飽和炭化水素
14週 有機化合物        :芳香族炭化水素
15週 演習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合701000020100
基礎的能力50100001070
専門的能力1000001020
分野横断的能力100000010