情報処理Ⅲ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 情報処理Ⅲ
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ゼロからはじめるVisualC#入門 藤本邦昭 森北出版
担当教員 村田 充利

到達目標

(1) これまでに学習した選択処理、配列構造、関数、構造体を理解し、プログラムに利用できること。
(2) VisualC#言語を用いてGUIを用いたプログラムを記述できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
プログラミングの要素データ型および変数の概念、代入や演算、制御構造の概念を理解し、関数を用いた応用的なプログラムを記述できるデータ型および変数の概念、代入や演算、制御構造の概念を理解し、関数を用いた基本的なプログラムを記述できるデータ型および変数の概念、代入や演算、制御構造の概念を理解し、関数を用いたプログラムを記述できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
C言語の応用(配列、関数、構造体、ポインタ)について学習し、さらにC#言語を用いたプログラミング技術を講義・演習を通じて身につける。
授業の進め方・方法:
シラバスの内容をもとに講義を行い、その講義の内容に関連した演習課題を実施する
注意点:
事前学習:授業内容をeラーニングにて予習しておく
事後学習:毎回授業中に出題する演習課題を行う

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 C#言語はじめに C#言語の基本的な事項について説明できる
2週 GUIプログラミング① フォームにコントロールを貼り付けてGUIをデザインできる
3週 GUIプログラミング② コントロールとイベントを関連させてプログラムを記述できる
4週 オブジェクト指向① オブジェクト指向言語の基本について説明できる
5週 オブジェクト指向② オブジェクト指向を用いた簡単なプログラムを記述できる
6週 GUIプログラミング③ 選択処理を用いたGUIプログラムを記述できる
7週 GUIプログラミング④ 繰り返し処理を用いたGUIプログラムを記述できる
8週 GUIプログラミング⑤ 配列を用いたGUIプログラムを記述できる
4thQ
9週 GUIプログラミング⑥ メソッドを用いた基本的なGUIプログラムを記述できる
10週 GUIプログラミング⑦ メソッドを用いたGUIプログラムを記述できる
11週 アプリ制作① 自作アプリを制作する上で仕様案を作成することができる
12週 アプリ制作②
自作アプリの仕様書が記述できる
13週 アプリ制作③ これまでに身につけた知識で自作アプリを制作できる
14週 アプリ制作④ これまでに身につけた知識で自作アプリを制作できる
15週 期末試験期間 期末試験期間
16週 アプリ制作⑤ 作成した自作アプリについて発表ができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。4後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10
分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。4後11,後12,後13,後14,後16
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4後11,後12,後13,後14,後16
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。4後11,後12,後13,後14,後16

評価割合

課題・小テスト制作物合計
総合評価割合6040100
配点6040100