到達目標
高圧受電設備を構成する各種機器の用途、特性を学び理解する。
第3種電気主任技術者免状、第2種電気主任技術者免状を取得できるレベルの知識を習得する
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
電気設計 | 高圧受電設備を構成する各種機器の用途、特性を学び理解し、その知識を応用できる | 高圧受電設備を構成する各種機器の用途、特性を学び理解し、基本的な知識を説明できる | 高圧受電設備を構成する各種機器の用途、特性を学び理解し、基本的な知識を説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
多くの電力を必要とする工場やビル等は、電力会社から特高・高圧受電し受変電設備より構内へ配 電されている(自家用電気工作物)。授業においては、自家用電気工作物の構成、受変電設備のしくみ、技術基準や規程の習得を目的とする。
授業の進め方・方法:
注意点:
事前学習
教科書、電験テキストを参照し、講義内容を事前に確認する。
事後学習
講義内容を復習し、理解度の確認を行い、理解を進めるための自習及び教員への質問を整理する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
電気設計概説 |
電気設計について基本的な概念を説明できる
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2週 |
配電形態と高圧受電 |
配電形態と高圧受電を説明できる
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3週 |
高圧受電設備の基本計画 |
高圧受電設備の基本計画について説明できる
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4週 |
高圧ケーブル、PAS |
高圧ケーブル、PASについて説明できる
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5週 |
DS、LA、VCT |
DS、LA、VCTについて説明できる
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6週 |
CB、LBS |
CB、LBSについて説明できる
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7週 |
Tr、SC |
Tr、SCについて説明できる
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8週 |
まとめと中間試験 |
これまで習得した内容についての基本的な試験に解答できる
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2ndQ |
9週 |
OCR、GR |
OCR、GRについて説明できる
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10週 |
MCCB、ELCB |
MCCB、ELCBについて説明できる
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11週 |
単線結線図の構成 |
単線結線図の構成について説明できる
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12週 |
保護継電器の動作 |
保護継電器の動作について説明できる
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13週 |
キュービクル式受電設備 |
キュービクル式受電設備について説明できる
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14週 |
屋内受電室式受電設備 |
屋内受電室式受電設備について説明できる
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15週 |
期末試験 |
これまで習得した内容についての基本的な試験に解答できる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
負荷設備容量の算定 |
負荷設備容量の算定について説明できる
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2週 |
変圧器設備容量、構成の決定 |
変圧器設備容量、構成の決定方法について説明できる
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3週 |
建築物の中の受電設備 |
建築物の中の受電設備について例をあげて説明できる
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4週 |
進相用コンデンサの決定 |
進相用コンデンサの決定方法について説明できる
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5週 |
遮断容量の決定 |
遮断容量の決定方法について説明できる
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6週 |
過電流保護と保護協調 |
過電流保護と保護協調について説明できる
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7週 |
地絡保護と保護協調 |
地絡保護と保護協調について説明できる
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8週 |
まとめと中間試験 |
これまで習得した内容についての基本的な試験に解答できる
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4thQ |
9週 |
施工後の竣工検査 |
施工後の竣工検査について説明できる
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10週 |
接地抵抗測定 |
接地抵抗測定について説明できる
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11週 |
絶縁抵抗測定 |
絶縁抵抗測定について説明できる
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12週 |
保護継電器試験 |
保護継電器試験について説明できる
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13週 |
作業安全、施設管理 |
作業安全、施設管理について説明できる
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14週 |
電気料金の計算 |
電気料金を計算できる
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15週 |
期末試験 |
これまで習得した内容についての基本的な内容を問う試験に解答できる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
配点 | 80 | 20 | 100 |