日本語

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本語
科目番号 0039 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 『国語総合』(数研出版)、『標準漢字演習』(とうほう)、 『現代新国語辞典』(三省堂)、『用例古語辞典』(学研)、『日本語総まとめN1文法』(アスク出版)、『上級へのとびら』(くろしお出版)、プリント。
担当教員 康 思思,和田 茂俊,宮本 克之

到達目標

1、代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを的確に理解して味わうとともに、その効果について説明できる。
2、代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりできる。
3、情報の収集や構成の方法を理解し、科学技術等に関する意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性に鑑みて情報分析し、図表等を用いてコミュニケーションに活用することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
現代の文学作品の理解文学作品を的確に理解し、描写意図を十分に説明できる。文学作品を理解し、描写意図を説明できる。文学作品を理解し、描写意図を説明できない。
古文・漢文の理解古文・漢文作品の人物や情景を十分に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めることができる。古文・漢文作品の人物や情景を理解し、人間・社会・自然などについて考えることができる。古文・漢文作品の人物や情景を理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めることができない。
情報の収集情報の収集や構成の方法を理解し、図表等も用いて、意見を効果的に伝えることができる。情報の収集や構成の方法を理解し、図表等も用いて、意見を伝えることができる。情報の収集や構成の方法を理解して、意見を伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
 読む・聞く・書く・話す・考えるという日本語の能力を有機的に連携させつつ育成することにより、社会において求められる論理的かつ多角的な理解力、柔軟な発想・思考力、豊かな口頭表現を含む効果的なコミュニケーション能力、および主体的な表現意欲を培う。また、古典を含む文学的な文章の鑑賞をとおして日本の言語文化についての理解を深め、感受性を培う。古文・漢文にふれ、中国文化との関係を含む日本文化への理解を深めるとともに、それらに親しもうとする態度をもつ。
授業の進め方・方法:
授業の進め方については講義・演習形式を併用する。
注意点:
漢字や語彙の習得に努めると同時に、幅広いジャンルの読書を行なうことで読解力の向上を目指すこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の方針と日本語の学び方について
2週 日本語演習Ⅰ 日本語で書かれたテキストを読む。比較的簡単な日本語の文章を読み、理解する。
3週 日本語演習Ⅰ 日本語で書かれたテキストを読む。比較的簡単な日本語の文章を読み、理解する。
4週 日本語演習Ⅰ 日本語で書かれたテキストを読む。比較的簡単な日本語の文章を読み、理解する。
5週 日本語演習Ⅰ 日本語で書かれたテキストを読む。比較的簡単な日本語の文章を読み、理解する。
6週 日本語演習Ⅰ 日本語で書かれたテキストを読む。比較的簡単な日本語の文章を読み、理解する。
7週 日本語演習Ⅰ 日本語で書かれたテキストを読む。比較的簡単な日本語の文章を読み、理解する。
8週 まとめ1 これまでの授業内容をまとめる。
2ndQ
9週 中間試験
10週 日本語会話演習Ⅰ 日本語での会話を練習する。発音に注意しながら、自分の意見を述べる。
11週 日本語会話演習Ⅰ 日本語での会話を練習する。発音に注意しながら、自分の意見を述べる。
12週 日本語作文演習Ⅰ 日本語を用いて、整った文章を書く。論旨の一貫性に注意しながら長文を書く。
13週 日本語作文演習Ⅰ 日本語を用いて、整った文章を書く。論旨の一貫性に注意しながら長文を書く。
14週 日本語作文演習Ⅰ 日本語を用いて、整った文章を書く。論旨の一貫性に注意しながら長文を書く。
15週 期末試験期間
16週 まとめと復習
後期
3rdQ
1週 日本語読解演習Ⅱ 上段の担当は今北。
日本の詩歌    下段の担当は和田
より高度な日本語の文章を理解する。
日本の詩歌を読み、自国の詩を紹介する。
2週 日本語読解演習Ⅱ
日本の古典
より高度な日本語の文章を理解する。
日本の古典を味わう。
3週 日本語読解演習Ⅱ
日本のアニメーション
より高度な日本語の文章を理解する。
アニメーションについて語り合う。
4週 日本語読解演習Ⅱ
日本の映画
より高度な日本語の文章を理解する。
映画について討議する。
5週 日本語読解演習Ⅱ
漢字の構造
より高度な日本語の文章を理解する。
漢字の組み立てや成り立ちを学ぶ。
6週 日本語読解演習Ⅱ
文章の要約
より高度な日本語の文章を理解する。
要約の方法を学ぶ。
7週 日本語読解演習Ⅱ
メールの書き方
より高度な日本語の文章を理解する。
メールの書き方を実践的に学ぶ。
8週 中間試験
4thQ
9週 日本語会話演習Ⅱ 上段の担当は今北。
季節の言葉    下段の担当は宮本。
論旨の流れに注意しつつ、長文を書く。
四季の言葉や俳句を学ぶ。
10週 日本語会話演習Ⅱ
年中行事、風習
論旨の流れに注意しつつ、長文を書く。
年中行事や風習について理解を深める。
11週 日本語会話演習Ⅱ
方言、流行語
論旨の流れに注意しつつ、長文を書く。
気になる言葉を挙げ、それについてい話し合う。
12週 日本語作文演習Ⅱ
文章構成法、手紙の書き方
論旨の流れに注意しつつ、長文を書く。
文章の書き方を実践的に学ぶ。
13週 日本語作文演習Ⅱ
文章構成法、手紙の書き方
論旨の流れに注意しつつ、長文を書く。
文章の書き方を実践的に学ぶ。
14週 日本語作文演習Ⅱ
豊かな言語生活のために
論旨の流れに注意しつつ、長文を書く。
日本語コミュニケーションに関する今後の課題をまとめる。
15週 期末試験期間
16週 授業のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題等合計
総合評価割合6040100
配点6040100