概要:
(1) 学生を7人程度のグル-プで6班に分ける.1テーマあたり2週で実験する.
(2) 実験は2週でローテーションして実施する.実験前に,学生が実験の概要・手順を指導教員に説明する.
(3) 実験終了後,2週間以内に報告書を提出する.
(4) PBL実験テーマについて,パソコンを活用してプレゼンテーションを行う.
授業の進め方・方法:
班ごとに2週で1テーマの実験を行う.
実験前には,班の代表者が実験の概要および手順を指導教員に説明する.
実験後には報告書を提出する.
注意点:
事前学習:各実験の前に実験指導書を熟読し,実験当日は指導教員に実験内容や方法について説明できるようにしておく
事後学習:実験で行った内容について実験ノートにまとめ,ひとつの実験テーマが終了した後はノートの内容をもとにレポートを作成する
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
RaspberryPi入門 |
RaspberryPiを用いたLinux OSのインストールができる。
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2週 |
PBL実験① |
与えられた課題を解決するため、各班でアイデアを出し合うことができる
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3週 |
PBL実験② |
各班で考案した解決案を説明することができる
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4週 |
PBL実験③ |
各班で設計したモノを実際に構築することができる
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5週 |
PBL実験④ |
各班で設計したモノを実際に構築することができる
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6週 |
PBL実験⑤ |
各班で設計したモノを実際に構築することができる
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7週 |
PBL実験⑥ |
各班で設計したモノを実際に構築することができる
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8週 |
中間試験期間 |
中間試験期間
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2ndQ |
9週 |
PBL実験⑦ |
各班で設計したモノを実際に構築することができる
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10週 |
PBL実験⑧ |
各班で設計したモノを実際に構築することができる
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11週 |
PBL実験⑨ |
各班で設計したモノを実際に構築することができる
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12週 |
PBL実験⑩ |
各班で設計したモノを実際に構築することができる
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13週 |
PBL実験⑪ |
与えられた課題を解決するモノを動作させることができる
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14週 |
PBL実験⑫ |
与えられた課題を解決するモノを動作させることができる
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15週 |
期末試験期間 |
期末試験期間
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16週 |
PBL実験⑬ |
与えられた課題を解決するモノを動作させることができる
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後期 |
3rdQ |
1週 |
プレゼンテーション実習 |
プレゼンテーションを行い、自分の考えを聴衆に伝えることができる
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2週 |
レポートの書き方 |
レポートの執筆技法やデータ処理、グラフ化について学び、レポートを作成することができる
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3週 |
ダイオードの特性① |
ダイオードの静特性およびツェナーダイオードの特性を測定することができる
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4週 |
ダイオードの特性② |
ダイオードを用いた半波整流回路および全波整流回路を用いた実験ができる
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5週 |
電子回路実験① |
電子回路を用いたデジタル回路の基本的な動作を確認する実験ができる
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6週 |
電子回路実験② |
各種電子回路を用いたデジタル回路を応用した実験ができる
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7週 |
電力測定① |
単相交流の電力を測定する方法を修得するとともに、電圧・電流や力率と電力の関係を説明できる
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8週 |
中間試験期間 |
中間試験期間
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4thQ |
9週 |
電力測定② |
三相交流の電力を測定する方法を修得するとともに、電圧・電流や力率と電力の関係を説明できる
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10週 |
交流発電機① |
交流発電機を運転することができる
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11週 |
交流発電機② |
交流発電機の発電効率や特性を取得することができる
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12週 |
変圧器① |
変圧器を用いた絶縁抵抗測定や極性試験ができる
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13週 |
変圧器② |
変圧器を用いた無負荷試験や短絡試験ができる
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14週 |
直流機① |
直流分巻電動機の始動および回転方向の転換や直流分巻電動機の速度制御ができる
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15週 |
期末試験期間 |
期末試験期間
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16週 |
直流機② |
直流他励発電機の無負荷試験ができる
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 後3,後4,後5,後6,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 4 | 後10,後11,後12,後13,後14 |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 4 | 後12,後13 |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 4 | 前7 |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 4 | 後10,後12,後14 |
ダイオードの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | 後3,後4 |
トランジスタの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | 後5 |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 4 | 後3 |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 4 | 後6 |
情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。 | 4 | 前1 |
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。 | 4 | 前1,前2 |