到達目標
(1)三相交流回路の電流や電力を計算できる。(C-1)
(2)ひずみ波交流をフーリエ級数に展開でき、実効値やひずみ率を計算できる。(C-1)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
三相交流回路 | 三相交流回路の電流や電力を計算できる。 | 簡単な三相交流回路の電流や電力を計算できる。 | 三相交流回路の電流や電力を計算できない。 |
ひずみ波交流 | ひずみ波交流をフーリエ級数に展開でき、実効値やひずみ率を計算できる。 | 簡単なひずみ波交流をフーリエ級数に展開でき、実効値やひずみ率を計算できる。 | ひずみ波交流をフーリエ級数に展開でき、実効値やひずみ率を計算できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
3年生の前期で学習した電気回路IIに引き続き、三相交流やひずみ波交流の取扱いについて学習する。
この科目の内容は、三相平衡回路を始めとする電力系回路の理解に役立ち、電気に関わる全ての職種に必要な基礎科目である。
授業の進め方・方法:
本科目は学修単位であり、週2時間(90墳授業)の講義を行い、さらに講義内容に対応した演習(プリント問題)を自宅学習として実施する。
注意点:
事前学習:受講前に教科書の授業範囲を事前に読んでおくこと
事後学習:毎講義後に、講義に関する演習プリントを自宅学習として課すので、自分で解いて、期日までに提出すること
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
対称三相交流回路:三相交流回路の結線法 |
三相交流回路の結線法を説明できる。
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2週 |
対称三相交流回路:星形結線・三角結線と電圧・電流の関係 |
星形結線・三角結線と電圧・電流の関係を計算できる。
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3週 |
対称三相交流回路:Y-Y回路,△-△回路の電流 |
Y-Y回路や△-△回路を計算できる。
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4週 |
対称三相交流回路:Y-△回路,Y-△変換,△-Y回路の電流 |
Y-△回路や△-Y回路を計算でき,Y-△変換ができる。
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5週 |
対称三相交流回路:有効電力,無効電力,電力の測定 |
有効電力,無効電力を計算できる。
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6週 |
対称三相交流回路:回転磁界 |
回転磁界の計算ができる。
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7週 |
対称三相交流回路:V結線 |
V結線の計算ができる。
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8週 |
中間テスト |
1~7週目の内容について計算できる。
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4thQ |
9週 |
テスト返却と解説 非対称三相交流回路:△-△回路の電流,Y-Y回路の電流 |
△-△回路の電流,Y-Y回路の電流の計算ができる。
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10週 |
非対称三相交流回路:電力の計算と測定 |
電力の計算ができ、測定法を説明できる。
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11週 |
非対称三相交流回路:対称座標法の基本,対称成分への分解,不平衡率 |
対称座標法の対称成分への分解や不平衡率の計算ができる。
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12週 |
非対称三相交流回路:対称座標法によるY-Y回路の電流,電源短絡時の電流 |
対称座標法によるY-Y回路の電流,電源短絡時の電流を計算できる。
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13週 |
非正弦波交流:ひずみ波交流と正弦波交流,ひずみ波交流のフーリエ級数展開 |
ひずみ波交流と正弦波交流を説明でき、ひずみ波交流のフーリエ級数展開ができる。
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14週 |
非正弦波交流:ひずみ波交流の実効値,ひずみ率,電力 |
ひずみ波交流の実効値,ひずみ率,電力を計算できる。
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15週 |
期末テスト |
今まで学習した内容を理解できる。
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16週 |
テスト返却と解説,後期のまとめ |
今まで学習した内容を理解できる。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電力 | 三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。 | 4 | 後1 |
電源および負荷のΔ-Y、Y-Δ変換ができる。 | 4 | 後3,後4 |
対称三相回路の電圧・電流・電力の計算ができる。 | 4 | 後2,後5 |
評価割合
| 試験 | 演習 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |