概要:
3年前期の「アルゴリズムとデータ構造Ⅰ」で習得した探索やソートなどアルゴリズムを応用し、プログラムで扱うデータに適したデータ構造を学習する。2年で習得した配列、構造体とポインターを復習した後、リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造を学習する。基本的なデータ構造の概念と操作を説明した後、総合演習を行う。
授業の進め方・方法:
講義を中心として確認課題と総合演習を適宜実施する。
注意点:
事前学習:教科書の予定範囲を読み、意味が分からない言葉や記号をメモすること。事後学習:授業で学習した内容に関する教科書や配布した資料を復習し、理解を確認すること。
特別配慮が必要な学生に対して、総合評価割合が変更する場合がある。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | ソフトウェア | コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。 | 4 | 後1,後8,後9,後10,後11 |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。 | 4 | 後3,後4,後5,後6,後8,後9,後10,後11,後12,後13 |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造を実装することができる。 | 4 | 後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後14 |