到達目標
(1)タグチメソッドの概要を説明できる。
(2)パソコンを用いてタグチメソッドに関する計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | タグチメソッドを用いてデータ解析と応用ができる | タグチメソッドを用いてデータ解析を説明できる | タグチメソッドを用いてデータ解析を説明できない |
評価項目2 | PCを用いてタグチメソッドに関する計算と演習ができる | PCを用いてタグチメソッドに関する計算ができる | PCを用いてタグチメソッドに関する計算ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
これまでに学んだ統計の知識をベースに、ばらつきの少ない製品を開発・設計段階でつくりこむ工学手法の「タグチメソッド」について、パソコンを用いて実際に演習しながら理解を深める。
授業の進め方・方法:
演習室でExcelを使用して、演習問題を行いながら回帰分析法を用いたタグチメソッドによるデータ解析の習得を図る。
注意点:
事前学習:教科書の予定範囲を読み、意味が分からない言葉や記号をメモすること。事後学習:授業で学習した内容に関する教科書を復習し、演習で理解を確認すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
タグチメソッドとは- |
タグチメソッドを説明できる
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2週 |
タグチメソッドの成功事例の紹介と直交表の概要 |
タグチメソッドの成功事例の紹介と直交表の概要を説明できる
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3週 |
相関と回帰 |
相関と回帰ができる
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4週 |
分析ツールによる回帰式 |
分析ツールによる回帰式ができる
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5週 |
単回帰式 |
単回帰式ができる
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6週 |
重回帰分析:単回帰式と重回帰式 |
単回帰式と重回帰式ができる
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7週 |
定性的なデータの解析:おいしいご飯の炊き方を例に |
定性的なデータの解析ができる
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8週 |
静特性:S/N比の計算:S/N比の計算例 |
静特性:S/N比の計算ができる
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2ndQ |
9週 |
静特性:直交表への割付け:直交表への割付と分析 |
静特性、直交表への割付け、直交表への割付と分析ができる
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10週 |
演習問題 |
演習問題が解ける
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11週 |
解析の流れ(Ⅰ)送風機の騒音の例:送風機の騒音改善の実例を見る |
送風機の騒音改善の実例を説明できる
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12週 |
解析の流れ(Ⅱ)コーヒーショップの例:顧客満足度を分析する
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コーヒーショップの例をとして顧客満足度を分析できる
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13週 |
解析の流れ(Ⅰ)送風機の騒音の例:送風機の騒音改善の実例を見る 解析の流れ(Ⅱ)コーヒーショップの例:顧客満足度を分析する 動特性:S/N比の計算:信号因子の導入とS/N比の計算
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S/N比の計算、信号因子の導入とS/N比の計算ができる
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14週 |
動特性:制御因子の特定:S/N比改善のための制御因子の特定
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制御因子の特定、S/N比改善のための制御因子の特定ができる
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15週 |
復習と演習 |
演習問題が解ける
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 修了判定試験 | レポート・課題・演習 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
配点 | 70 | 30 | 100 |