データベース論

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 データベース論
科目番号 0061 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 教科書:ずばっと図解 一気にわかるデータベース、小泉 修、日本実業出版社
担当教員 森 徹

到達目標

データベース管理システムの基本機能を説明できる。
データベースの設計・操作に必要な基礎知識を理解し、説明できる。
SQLを用いて簡単なデータベースの設計、操作ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
データベース管理システムデータベース管理システムの各機能を説明できる。データベース管理システムの基本機能を理解しているデータベース管理システムが何をするものかわかっていない。
SQL言語表を定義し、少し複雑な検索をSQLで行える。簡単な検索をSQLで行える。簡単な検索すらSQLで行えない。
データベース設計簡単なデータベースを設計できる。データベース設計法の基本概念を説明できる。データベースの設計の仕方がわからい。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
データベースの基本概念、データ設計、データ操作、データ管理の原理を講義し、SQL言語を使った演習を行う。
授業の進め方・方法:
講義形式で授業を行い、後半のSQLについては演習を中心に行う。
本科目は学修単位のため、事後学習としてLMSによる小テスト(3~4回)と課題作成を実施する。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション、データベースシステムの基礎 データベースを学習するうえで必要となる基礎的知識を理解する。
2週 データベース管理システム(トランザクション管理、同時実行制御) データベース管理システムのトランザクション管理と同時実行制御の概要を理解する。
3週 データベース管理システム(障害回復、機密保護)、データモデル データベース管理システムの障害回復法と機密保護の方法を理解する。
4週 リレーショナルデータベース(概要、関係論理) リレーショナルデータベースの概念と構造を理解し、そこで利用される関係論理演算を理解する。
5週 リレーショナルデータベース(関係代数、正規化) リレーショナルデータベースで利用される関係代数演算を理解する。正規化の手法も理解する。
6週 SQL言語(表定義・削除、行登録・修正・削除) 演習を通じて、SQL言語を理解する。
7週 SQL言語(問合せ、並び替え、表結合、相関名) 演習を通じて、SQL言語を理解する。
8週 SQL言語(集合関数,グループ化,あいまい検索)、データベース設計 演習を通じて、SQL言語を理解する。
2ndQ
9週 期末試験
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

期末試験課題レポート小テスト合計
総合評価割合5050100
総合評価5050100