概要:
この科目は企業における経営、研究、生産管理等の実務経験者からその経験を活かして講義形式で授業を行うものである。実際の企業活動の概要について学ぶ。また企業を取り巻く環境や制度,企業を維持するための種々の施策や活動について,実例をもとに学習する。更に企業の状況を表すデータの読み方を理解する。
併せて,業種と職種を考慮する力,質疑応答の時間に初対面の講師に質問するコミュニケーション力,他人の話を聞きながらメモをとりその場でレポートにまとめる力を養う。
授業の進め方・方法:
本校の担当教員の司会進行のもと,外部講師による講義形式.
注意点:
(COC) 毎週講師が代わるため,出席することが重要であることと,レポート評価となるためレポートの提出が重要となる.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。 | 3 | 後10,後11 |
説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 3 | |
社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | |
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | 後2,後3 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | 後2,後3 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | 後2,後3 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | 後2,後3 |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | 後2,後3,後14,後16 |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | 後14,後16 |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | 後10,後11,後14,後16 |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7,後8,後9 |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | 後4,後5,後6,後7 |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | 後10,後11 |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | 後2,後3,後10,後11 |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | 後2,後3,後12,後13 |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | 後8,後9,後12,後13 |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | 後4,後5,後6,後7 |