電気情報工学実験

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 電気情報工学実験
科目番号 0082 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材
担当教員 謝 孟春 ,山吹 巧一,岡本 和也,直井 弘之 ,森 徹,岩﨑 宣生,岡部 弘佑,中嶋 崇喜

到達目標

1.与えられた実験課題について自身で調査し,解決できる
2.実験計画から報告書の提出までを計画的に遂行できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
プロトタイピング演習PDCAサイクルを十分に回し,競技会で良好な性能を発揮させる.また,明確で過不足のない報告書が作成できる.PDCAサイクルを回し,競技会で課題を達成できる.また,不足のない報告書が作成できる.準備不足により競技会で課題を達成できない.また報告書が要領を得ず報告する意思がない
シーケンス制御演習シーケンサを用いて複雑な制御を実装できるシーケンサを用いて基礎的なシステムを実装できるシーケンサを用いたシステムを実装できない

学科の到達目標項目との関係

C-1 説明 閉じる
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JABEE B 説明 閉じる

教育方法等

概要:
プロトタイピング演習ではチームに分かれて課題を達成するためのロボットを製作する
シーケンス制御では実験課題を実施する.
授業の進め方・方法:
はじめにプロトタイピング演習で必要となるツールや工作機械に関する講義を実施.
プロトタイピング演習では小グループに分け,全グループ統一の課題に向けて,各グループで課題達成のためのロボットを制作する.毎週講義はじめにショートプレゼンにより進捗状況の報告を実施.最終週の競技会でロボットの性能を評価.その後報告書を提出してもらう.
プロトタイピング演習の途中,シーケンス制御実験を行う.実験テーマに沿ってシーケンスの実験を行う.
注意点:
実習にふさわしくない服装、貸出物品の紛失は厳しく減点する

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
2週 工作実習
3週 工作実習
4週 プロトタイピング演習
5週 シーケンス制御演習
6週 シーケンス制御演習
7週 プロトタイピング演習
8週 プロトタイピング演習
2ndQ
9週 中間試験期間 中間試験期間
10週 プロトタイピング演習
11週 プロトタイピング演習
12週 プロトタイピング演習
13週 競技会 最終報告書
14週 卒研中間発表の聴講
15週 期末試験期間 期末試験期間
16週 卒研実習説明及び実習班分け
後期
3rdQ
1週 卒研実習
2週 卒研実習
3週 卒研実習
4週 卒研実習
5週 卒研実習
6週 卒研実習
7週 卒研実習
8週 中間試験期間 中間試験期間
4thQ
9週 卒研実習
10週 卒研実習
11週 卒研実習
12週 卒研実習
13週 卒研実習
14週 卒研実習
15週 期末試験期間 期末試験期間
16週 卒研実習 実習レポートを提出し、合格すること

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。4
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。4
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。4
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。4
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。4
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3

評価割合

報告書競技会成績小テスト合計
総合評価割合702010100
PBL演習3020050
シーケンス制御実験001010
プレ卒研400040