数学Ⅰα

科目基礎情報

学校	和歌山工業高等専門学校	開講年度	2017
授業科目	数学Ⅰα
科目番号	0004	科目区分	一般 / 必修
授業形態	授業	単位の種別と単位数	履修単位: 3
開設学科	生物応用化学科	対象学年	1
開設期	通年	週時間数	3
教科書/教材	「新　基礎数学」大日本図書，「新　基礎数学問題集」大日本図書，「練習ドリル　数学I」数研出版，「練習ドリル　数学II」数研出版
担当教員	秋山 聡

到達目標

基本的な方程式・不等式を解くことができる．
図形と式の関係について理解し，基本的な図形の問題を式を用いて解くことができる．
三角関数について理解し，加法定理を応用することができる ．

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

教育方法等

概要:

専門科目で扱う現象の記述と解析に必要不可欠な数学的基礎能力を養う．
モデルコアカリキュラム（試案）対応科目．

授業の進め方・方法:

事前学習：教科書の予定範囲を読み，意味を忘れている用語や記号がないか確認しておくこと．
事後学習：授業で解いた「教科書の問」に対応する「問題集のBASICの問」を解いて理解を確認すること．

注意点:

年４回の定期試験および後期１回の確認テストの結果（７０％），授業中に行う演習および課題の結果（３０％）により評価する．

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	スタディサポート，ガイダンス
		2週	数学基礎演習	中学校で学んだ，式の計算，分数や根号を含んだ式，方程式の取扱いについて復習し，基礎となる計算力をつける．
		3週	数学基礎演習	中学校で学んだ，式の計算，分数や根号を含んだ式，方程式の取扱いについて復習し，基礎となる計算力をつける．
		4週	２次方程式	因数分解や解の公式を用いて２次方程式の解を求められるようにする． ２次方程式の解と係数の関係について理解する．
		5週	２次方程式	因数分解や解の公式を用いて２次方程式の解を求められるようにする． ２次方程式の解と係数の関係について理解する．
		6週	解と係数の関係	因数分解や解の公式を用いて２次方程式の解を求められるようにする． ２次方程式の解と係数の関係について理解する．
		7週	連立方程式	基本的な連立方程式を解くことができるようにする．
		8週	演習	第１～７週の復習を行い，学習した事項の定着をはかる．
	2ndQ
		9週	高次方程式，絶対値方程式	基本的な高次方程式，絶対値方程式，無理方程式，分数方程式を解くことができるようにする．
		10週	無理方程式，分数方程式	基本的な高次方程式，絶対値方程式，無理方程式，分数方程式を解くことができるようにする．
		11週	恒等式	恒等式と方程式の違いを理解し，恒等式の条件の導出，部分分数分解ができるようにする．
		12週	恒等式	恒等式と方程式の違いを理解し，恒等式の条件の導出，部分分数分解ができるようにする．
		13週	等式の証明	等式が成り立つ事を証明する基本的な方法について学習する．
		14週	不等式の性質，１次不等式，連立不等式	不等式の性質，変形について理解し，基本的な１次不等式，１元連立不等式が解けるようにする．
		15週	演習	第９～１４週の復習を行い，学習した事項の定着をはかる．
		16週
後期
	3rdQ
		1週	２次不等式，高次不等式	基本的な２次不等式，高次不等式が解けるようにする．
		2週	不等式の証明	不等式が成り立つ事を証明する基本的な方法について学習する．
		3週	集合と命題	簡単な命題論理（条件）を集合の包含関係や集合演算に置き換えることができる．
		4週	２点間の距離と内分点	平面上の２点間の距離と内分点の座標を求めることができるようにする． 平面上の直線の方程式を，基本的な条件や２直線の平行条件・垂直条件から求めることができるようにする．
		5週	直線の方程式	平面上の２点間の距離と内分点の座標を求めることができるようにする． 平面上の直線の方程式を，基本的な条件や２直線の平行条件・垂直条件から求めることができるようにする．
		6週	２直線の関係	平面上の２点間の距離と内分点の座標を求めることができるようにする． 平面上の直線の方程式を，基本的な条件や２直線の平行条件・垂直条件から求めることができるようにする．
		7週	三角比	鋭角や鈍角の三角比 sin，cos，tan およびそれらの相互関係について学習する． 三角関数表と計算に三角比の値を求めることができるようにする．
		8週	演習	第１６～２２週の復習を行い，学習した事項の定着をはかる．
	4thQ
		9週	三角比の応用	三角比の三角形への応用（正弦定理，余弦定理，面積の計算）について学習する．
		10週	一般角と弧度法	角度の概念を拡張した一般角と６０分法に代わる角度の測り方である弧度法について学習する．
		11週	三角関数のグラフ	グラフの変形・平行移動を用いて，基本的な三角関数のグラフが書けるようにする．
		12週	三角方程式，三角不等式	三角関数を含む基本的な方程式，不等式を解くことができるようにする．
		13週	加法定理	三角関数の加法定理および加法定理から導出される公式について学習し，その応用ができるようにする．
		14週	加法定理の応用	三角関数の加法定理および加法定理から導出される公式について学習し，その応用ができるようにする．
		15週	演習	第２４～２９週の復習を行い，学習した事項の定着をはかる．
		16週

評価割合

	試験	発表	相互評価	態度	ポートフォリオ	その他	合計
総合評価割合	70	0	0	0	0	30	100
基礎的能力	70	0	0	0	0	030	100
専門的能力	0	0	0	0	0	0	0
分野横断的能力	0	0	0	0	0	0	0