英語総合

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語総合
科目番号 0011 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 生物応用化学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 NEW FLAG English Communication I (増進堂) 副教材:NEW FLAG English Communication Ⅰ WORKBOOK (STANDARD)(三省堂)、be Voyage to English Grammar (3rd Edition) 平賀正子ほか(いいずな書店)
担当教員 森岡 隆

到達目標

1. 事前に予習をすれば、教科書の内容や教員が話す英語を聞いて、内容を的確に理解することができる。
2. 事前に準備をすれば、簡単な英語を使って自分の関心事について説明したり、自分の意見を伝えることができる。
3. 英語テクストを作っている規則を把握し、なぜそのような意味となるのかについて了解し、説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Reading基本的な語を用いて書かれた人物、場所、生活、文化などの紹介文、および組織や計画の経緯をまとめた100字程度の文章が理解できる。事前に予習をし、辞書を使えば、英語で書かれた人物、場所、生活、文化などの紹介文、および組織や計画の経緯をまとめた100字程度の文章が理解できる。辞書を用いても、英語で書かれた人物、場所、生活、文化などの紹介文、および組織や計画の経緯をまとめた100字程度の文章が理解することができない。
Listening自分自身や自分の身の回りの事柄や、買い物や外食の際の指示や説明についての明確な英文を聞いて理解できる。自分自身や自分の身の回りの事柄や、買い物や外食の際の指示や説明についての明確でゆっくりとした英文を聞いて理解できる。自分自身や自分の身の回りの事柄や、買い物や外食の際の指示や説明についての明確でゆっくりとした英文を聞いても理解できない。
Writing自分の経験、趣味や好き嫌いについて、辞書を利用しながら、簡単な語や基本的な表現を使って、また複数の文を用いて30字程度で書くことができる。自分の経験、趣味や好き嫌いについて、辞書を利用しながら、簡単な語や基本的な表現を使って、また複数の文を用いて20字程度で書くことができる。自分の経験、趣味や好き嫌いについて、辞書を利用しながらでも書くことができない。
Speaking前もって用意した上で、日常生活や科学分野の身近なトピックや簡単な事実について、2~3分の英語スピーチをすることができる。前もって用意した上で、日常生活や科学分野の身近なトピックや簡単な事実について、1分ほどの英語スピーチをすることができる。前もって用意していても、日常生活や科学分野の身近なトピックや簡単な事実について、英語でスピーチをすることができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
1. 国際社会の一員として、将来エンジニアとして活躍するために、多様性を受容できる国際感覚を育む。
2. 中学校で学習した内容を発展させ、広くことばへの関心を高め、豊かな思考力、表現力を養う。
3. 視聴覚教材やアクティブ・ラーニングの機会を活用して、オーラル・コミュニケーション能力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
事前学習: 必ず予習して授業に臨むこと。予習では、1)新出単語や熟語の意味を辞書で調べ、2)教科書の内容をノートに書き写し、3)教科書の英文の日本語訳を試みること。日本語に翻訳できない箇所こそが、理解できていない箇所である。そのような箇所がある場合は、「自分はこの箇所の英語がわかっていない」という自覚を持って授業に臨み、不明箇所の理解に努めること。

授業内学習: 文法や新出単語の説明を理解し、予習で行った和訳の確認作業を行うこと。またリスニングとスピーキングのためにグループワークなどの演習に積極的に参加し、総合的に4技能の向上を図る。

事後学習: 授業の内容については必ず復習すること。復習とは、1)90分の授業に際しては最低30分机に向かい、2)教科書・ノートを広げて、ノートに写した授業の内容を確認し、3)『参考書』で関連箇所を確認することである。また必ず音声CDを聞き、声に出して英文を音読し、身体全体で復習すること。
注意点:
単語などの小テストが予めアナウンスされている場合はそれに備えておくこと。授業を休んだ場合は、休んだときの授業の内容や、課題の有無などについて、クラスメートや担当教員に確認しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
スタディサポートテスト
1年間の授業の進行と評価の仕組みについて理解する。
2週 CHAPTER 1 (Part 1) 「SVO」「SVC」文型を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
3週 CHAPTER 1 (Part 2)
時制(現在形、過去形)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
4週 CHAPTER 1 (Part 3)
時制(未来形)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
5週 CHAPTER 2 (Part 1) 「SVOC」文型を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
6週 CHAPTER 2 (Part 2) 「SVOO」文型を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
7週 CHAPTER 2 (Part 3) 「TO不定詞」の用法(名詞的用法)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
8週 CHAPTER 3 (Part 1) 「動名詞」の用法を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
2ndQ
9週 CHAPTER 3 (Part 2 ) 「SVO(=that節)」文型を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
10週 中間試験の返却と解説
CHAPTER 3 (Part 3)
「比較表現」を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
11週 CHAPTER 3 (Part 4) 「TO不定詞」の用法(副詞的用法)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
12週 CHAPTER 4 (Part 1) 「名詞の後置修飾」(節)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
13週 CHAPTER 4 (Part 2) 「名詞の後置修飾」(TO不定詞)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
14週 CHAPTER 4 (Part 3&4) 「現在完了形」「受動態」を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
15週 期末試験の返却と解説
16週
後期
3rdQ
1週 CHAPTER 5 (Part 1 ) 「SVOC(=TO不定詞)」文型を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
2週 CHAPTER 5 (Part 2) 「名詞の後置修飾」(分詞句)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
3週 CHAPTER 5 (Part 3&4) 「TO不定詞の意味上の主語」「名詞の後置修飾」(分詞句)を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
4週 CHAPTER 6 (Part 1) 「SVOO(=that節)」文型を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
5週 CHAPTER 6 (Part 2) 「形式主語it」を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
6週 CHAPTER 6 (Part 3&4) 「関係代名詞」の用法、「現在完了進行形」を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
7週 CHAPTER 7 (Part 1&2) 「過去完了形」「関係代名詞what」の用法を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
8週 LESSON 7 (Part 3&4) 「SVOC(=原形不定詞)」文型、「助動詞を含む受動態」を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
4thQ
9週 中間試験の返却と解説
CHAPTER 8 (Part 1&2)
「分詞構文」「関係副詞when」の用法を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
10週 CHAPTER 8 (Part 3&4) 「強調構文」「SVOC(=過去分詞)」文型を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
11週 CHAPTER 9 (Part 1&2) 「仮定法過去」「as if ~文」を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
12週 CHAPTER 9 (Part 3&4) 「関係副詞why」の用法、「仮定法過去完了」を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
13週 CHAPTER 10 (Part 1&2) 「受動態(過去完了)」「関係副詞how」の用法を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
14週 CHAPTER 10 (Part 3&4) 「関係副詞where」「同格that」の用法を理解し、これを和訳や英作文に使うことができる。
15週 期末試験の返却と解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3

評価割合

定期試験平常点(小テスト・課題・グループワーク等の参加)合計
総合評価割合6040100
基礎的能力6040100