日本史

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 日本史
科目番号 0018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生物応用化学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 日本史A-現代からの歴史-(東京書籍)
担当教員 児玉 恵理

到達目標

1.この時期の日本史の基本的流れについて、植民地、産業、文化の三側面から説明できるようになる。
2.近現代日本における科学技術に関して説明ができるようになる。
3.日本社会の特徴について、基本的事項を説明できるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1この時期の日本史の基本的流れについて、植民地、産業、文化の三側面から深く説明できるこの時期の日本史の基本的流れについて、植民地、産業、文化の三側面から説明できるこの時期の日本史の基本的流れについて、植民地、産業、文化の三側面から説明できない
評価項目2近現代日本における科学技術に関して深く説明できる近現代日本における科学技術に関して説明できる近現代日本における科学技術に関して説明できない
評価項目3日本社会の特徴について、基本的事項を深く説明できる日本社会の特徴について、基本的事項を説明できる日本社会の特徴について、基本的事項を説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
近世後期(江戸時代)から第2次世界大戦までの日本史を、通史的に学ぶ
授業の進め方・方法:
注意点:
【事前学習】教科書の該当の時期にあたる部分を、事前に読んでおく。【事後学習】授業後、関連図書などを案内するので、復習時に読んでおくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 江戸時代の特徴・安政地震と濱口梧陵
2週 江戸時代の科学技術
3週 大黒屋光太夫など漂流者による海外情報
4週 19世紀の世界情勢とペリー来航
5週 幕末社会の混乱(大地震・コレラ・ええじゃないか)
6週 明治維新と新政府による諸改革
7週 文明開化と科学技術導入の開始
8週 琉球処分・北海道開拓・国境の確定
2ndQ
9週 自由民権運動の展開、明治憲法の制定、国会開設
10週 民法制定、家族のあり方の転換
11週 日清戦争、台湾の植民地化
12週 日露戦争、朝鮮の植民地化
13週 産業革命と科学技術、価値観の転換
14週 都市膨張と都市下層社会
15週 試験返却と解説
16週
後期
3rdQ
1週 服装や名前の変化
2週 第一次世界大戦と日本、第一次世界大戦と科学技術
3週 大正デモクラシーと社会運動
4週 選挙、選挙権拡張と政党政治
5週 第一次世界大戦期の工業発展と工業国日本
6週 市民文化、消費社会の出現
7週 1920年代の不景気、金融恐慌
8週 昭和恐慌と満州事変
4thQ
9週 「満州国」と満洲移住
10週 日中全面戦争とその行き詰まり
11週 日中戦争から太平洋戦争へ、日本軍のあり方、兵士のあり方
12週 太平洋戦争の様相と敗因(フィリピンなどにおける戦争)
13週 沖縄戦
14週 戦時下の国民生活、敗戦と戦後史へのつながり
15週 試験返却と解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3前4,前6,前8,後2,後5,後8
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3前6,前7,前8,前9,前11,前12,後2,後5,後8,後9,後10,後11,後12,後13
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3後14
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3後14

評価割合

定期試験授業中の課題(提出物、小テスト)合計
総合評価割合7525100
配点7525100