わかやま学

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 わかやま学
科目番号 0028 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生物応用化学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 資料は適宜配布、提示する
担当教員 川﨑 有里紗

到達目標

文化と産業の観点から和歌山地域への特色を理解を深めるすることができる。アクティブラーニングにより未来の「わかやま」を提案することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文化と産業の観点から和歌山地域の特色を理解できる文化と産業の観点から和歌山地域の特色をおおむね理解できる文化と産業の観点から和歌山地域の特色を理解できない
評価項目2アクティブラーニングにより未来の「わかやま」を提案することができるアクティブラーニングにより未来の「わかやま」を提案することがおおむねできるアクティブラーニングにより未来の「わかやま」を提案することができない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
和歌山高専が置かれる和歌山地域の文化の特色を歴史的側面と同時代的側面に注目して多面的にとらえ、和歌山の文化や産業の現在を学ぶことで、和歌山文化の伝統と問題的を踏まえた上での、ある授業概要 べき未来としての新たな「わかやま」を提案する。
授業の進め方・方法:
実施にあたっては講義形式の授業のほかに、バスを利用した実地見学、アクティブラーニングによるプレゼンテーションも展開し、主体的実践的な授業形式とすることで、あわせて学生たちの問題発見・解決能力の育成に資する。
注意点:
(COC) 事前学習:和歌山県の特色(地勢、産業、歴史、文化など)と問題(地域文化活性化など)に興味を持つ。事後学習:和歌山の文化と産業に継続して関心を持ち、授業で得た知見をさらに主体的に発展させる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション(「わかやま学」の授業をする意味) 「わかやま学」の授業をする意味を理解する
2週 和歌山の歴史と文化 和歌山の歴史について理解する
3週 和歌山の地形 和歌山の地形について理解する
4週 和歌山の文学 和歌山の文学について理解する
5週 和歌山の自然 和歌山の自然について理解する
6週 フィールドワーク 歴史・文化について現地にてフィールドワークを実施(1日4時間分) 歴史・文化について現地にてフィールドワークを実施(1日4時間分)
7週 プレゼンテーション準備1 プレゼンテーションに向けて班ごとに準備する
8週 プレゼンテーション準備2 プレゼンテーションに向けて班ごとに準備する
2ndQ
9週 プレゼンテーション準備3 プレゼンテーションに向けて班ごとに準備する
10週 プレゼンテーション準備4 プレゼンテーションに向けて班ごとに準備する
11週 プレゼンテーション・クラス代表選考 他の班のプレゼンテーションを視聴する
12週 合同プレゼンテーション 他のクラスのプレゼンテーションの発表を視聴する
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3

評価割合

プレゼンテーション提出物合計
総合評価割合5050100
配点5050100