概要:
物質工学は実験による検証が非常に多い分野である。研究室や工場においては,分子設計,機器分析,データ解析,装置設計・制御のためにコンピュータとそれを動作させるソフトウェアが利用されている。それらのうちのいくつかは目的に特化した専用のコンピュータ及びソフトウェアであるが,特に研究開発段階では汎用コンピュータを用いたデータ解析が必要とされることが多い。
現在,最も普及している表計算ソフトウェアはMicrosoft Excelである。Excelはバージョンアップを重ねるごとに膨大な機能を追加し,プログラミングを含めた科学計算が可能な汎用表計算ソフトウェアとなっており,物質工学の技術者,研究者にとっても必要不可欠なツールである。
本授業では,Excelを用いたグラフの作成,Excelのマクロ機能を用いたデータ処理,Excelに付随する Visual Basic for Application (VBA) を用いた化学プログラミングを学習する。
授業の進め方・方法:
本授業では,Excelを用いたグラフの作成,Excelのマクロ機能を用いたデータ処理,Excelに付随する Visual Basic for Application (VBA) を用いた化学プログラミングを学習する。
注意点:
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 後7 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |