錯イオン、沈殿反応、酸化還元反応などの溶液反応における濃度計算ができる。基礎的な化学反応速度式を記述でき、液-液抽出についてその原理について理解できる。
概要:
2年生に引き続き溶液内化学反応を履修する。錯イオン、沈殿反応、酸化還元反応などの溶液反応の学習と化学反応速度、液-液抽出についてその原理について学習する。
授業の進め方・方法:
定期試験を70%、授業中の態度(発言等)、課題、レポートなどを30%を基準に年間を通じて総合評価する。
注意点:
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 分析化学 | いくつかの代表的な陽イオンや陰イオンの定性分析のための化学反応について理解できる。 | 4 | 前2,前13 |
溶解度・溶解度積について理解し必要な計算ができる。 | 4 | 前10 |
沈殿による物質の分離方法について理解し、化学量論から沈殿量の計算ができる。 | 4 | 前13,前14 |
錯体の生成について説明できる。 | 4 | 前2,前3 |
陽イオンや陰イオンの関係した化学反応について理解し、溶液中の物質の濃度計算(定量計算)ができる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
酸化還元滴定についての原理を理解し、酸化剤及び還元剤の濃度計算ができる。 | 4 | 後6,後7 |
キレート滴定についての原理を理解し、金属イオンの濃度計算ができる。 | 4 | 前7 |
溶媒抽出を利用した分析法について説明できる。 | 4 | 後13,後14 |
物理化学 | 反応速度の定義を理解して、実験的決定方法を説明できる。 | 4 | 後9,後10,後11 |
反応速度定数、反応次数の概念を理解して、計算により求めることができる。 | 4 | 後9,後10,後11 |
微分式と積分式が相互に変換できて半減期が求められる。 | 4 | 後9,後10,後11 |