企業実践講座

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 企業実践講座
科目番号 0074 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 生物応用化学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 プリント配布
担当教員 綱島 克彦

到達目標

企業活動の概要を理解し,説明できる。
企業を取り巻く環境や制度の概要を理解し,説明できる。
企業を維持するための施策や活動を理解し,説明できる。
企業の状況を表すデータの概略を理解し,説明できる。
企業実践講座で修得した知識は,石油化学,食品,医薬品製造などの営業、開発、流通、販売を通した一連の業務で役立ちます。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
企業活動の概要企業活動の概要を理解し,説明でき活用できる。企業活動の概要を理解し,説明できる。企業活動の概要を理解,説明できない。
企業を取り巻く環境や制度の概要企業を取り巻く環境や制度の概要を理解し,説明し活用できる。企業を取り巻く環境や制度の概要を理解し,説明できる。企業を取り巻く環境や制度の概要を理解,説明できない。
企業を維持するための施策や活動企業を維持するための施策や活動を理解し,説明し活用できる。企業を維持するための施策や活動を理解し,説明できる。企業を維持するための施策や活動を理解,説明できない。
企業の状況を表すデータの概略企業の状況を表すデータの概略を理解し,説明し活用できる。企業の状況を表すデータの概略を理解し,説明できる。企業の状況を表すデータの概略を理解,説明できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
この科目は企業における経営、研究、生産管理等の実務経験者からその経験を活かして講義形式で授業を行うものである。実際の企業活動の概要について学ぶ。また企業を取り巻く環境や制度,企業を維持するための種々の施策や活動について,実例をもとに学習する。更に企業の状況を表すデータの読み方を理解する。
併せて,業種と職種を考慮する力,質疑応答の時間に初対面の講師に質問するコミュニケーション力,他人の話を聞きながらメモをとりその場でレポートにまとめる力を養う。
授業の進め方・方法:
本校の担当教員の司会進行のもと,外部講師による講義形式.
注意点:
(COC) 毎週講師が代わるため,出席することが重要であることと,レポート評価となるためレポートの提出が重要となる.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション,授業概要,講師陣紹介 オリエンテーション,授業概要,講師陣紹介
2週 社会人としての常識、マナー 社会人としての常識、マナー
3週 ITによるビジネスモデル構築 ITによるビジネスモデル構築
4週 品質保証の実際 品質保証の実際
5週 物流システムについて 物流システムについて
6週 企業の理念と活動 企業の理念と活動
7週 製品開発の手法と実際(Ⅰ) 製品開発の手法と実際(Ⅰ)
8週 起業するには(資金、従業員、届け出等) 起業するには(資金、従業員、届け出等)
4thQ
9週 成長企業が社員に期待する要件 成長企業が社員に期待する要件
10週 製品開発の手法と実際(Ⅱ) 製品開発の手法と実際(Ⅱ)
11週 製品開発の手法と実際(Ⅲ) 製品開発の手法と実際(Ⅲ)
12週 製造プロセスと業界の動向 製造プロセスと業界の動向
13週 品質保証と顧客ニーズに対応した製品供給 品質保証と顧客ニーズに対応した製品供給
14週 企業における組織とチームについて 企業における組織とチームについて
15週 製造プロセスの実際 製造プロセスの実際
16週 ものづくりの実際と変化 ものづくりの実際と変化

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。3
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
配点100100