到達目標
1.「環境」が現代社会の基本問題のひとつであることを認識できる。2.経済と科学技術の発展と環境問題の関連について認識できる。3.環境問題と地域の関連を認識できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 「環境」が現代社会の基本問題のひとつであることを認識できる | 「環境」が現代社会の基本問題のひとつであることをおおむね認識できる | 「環境」が現代社会の基本問題のひとつであることを認識できない |
評価項目2 | 経済と科学技術の発展と環境問題の関連について認識できる | 経済と科学技術の発展と環境問題の関連についておおむね認識できる | 経済と科学技術の発展と環境問題の関連について認識できない |
評価項目3 | 環境問題と地域の関連を認識できる | 環境問題と地域の関連をおおむね認識できる | 環境問題と地域の関連を認識できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
環境破壊は地球的規模で発生し、人類の生存に関わる深刻な問題になっている。この事態についての基本的知識を確認するとともに国内の身近な様々な環境問題についてその現状・課題そして解決策について考察する。
授業の進め方・方法:
「環境と社会」と関わる世界や日本におけるニュ-スを適宜教材化して授業で扱う。
注意点:
事前学習: 温暖化など地球規模での環境問題に関する報道に触れておく。事後学習: 配布したプリント資料などを見直し、さらに環境問題に関する情報に触れ知識を深める。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
文明の歴史1万年を自然環境への働きかけと技術進歩との関係で学習する。 |
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2週 |
産業革命という人間社会の変化によって成立した大量生産・大量社会成立の意味・意義を学習する。 |
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3週 |
大量生産・大量消費社会の進展によって起こってきた地球規模での環境破壊の現状を学習する。 |
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4週 |
地球規模での環境破壊の中で特に地球温暖化の要因や現状を学習する。 |
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5週 |
地球温暖化の結果としての異常気象の世界各地の状況をIPCCの報告書とともに学習する。 |
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6週 |
地球規模での環境破壊から環境を守る国際的な取り組みを学習する。 |
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7週 |
地球温暖化対策の国際的取り組みを京都議定書の意義を含めて学習する。 |
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8週 |
COPの取り組みを通して京都議定書後の次期枠組みづくりを学習する。 |
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2ndQ |
9週 |
日本における明治以来の資本主義の発展と公害問題を田中正造にも焦点をあてて学習する。 |
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10週 |
戦後日本の高度経済成長と公害問題をその対策も含めて学習する。 |
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11週 |
環境問題のひとつとして先進国と発展途上国のエネルギ-問題を学習する。 |
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12週 |
環境問題のひとつとして日本のエネルギ-問題を学習する。 |
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13週 |
環境問題のひとつとして原子力エネルギ-と原発事故の問題を学習する。 |
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14週 |
環境問題のひとつとして自然エネルギ-問題を学習する。 |
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15週 |
循環型社会・エネルギ-自給型社会ついて「豊かさ」の真の意味を考え直しながら学習する。 |
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 発表・課題・提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
配点 | 70 | 30 | 100 |