到達目標
・物質の状態変化,溶解のしくみと溶液の性質,固体結晶の構造を説明できる。
・化学反応のエネルギーと速さ,化学平衡について説明できる。
・基本的な有機物質の性質について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
状態変化 | 物質の状態変化,溶解のしくみと溶液の性質,固体結晶の構造を説明できる | 物質の状態変化,溶解のしくみと溶液の性質,固体結晶の構造をおおむね説明できる | 物質の状態変化,溶解のしくみと溶液の性質,固体結晶の構造を説明できない |
化学反応 | 化学反応のエネルギーと速さ,化学平衡について説明できる | 化学反応のエネルギーと速さ,化学平衡についておおむね説明できる | 化学反応のエネルギーと速さ,化学平衡について説明できない |
有機物質 | 基本的な有機物質の性質について説明できる | 基本的な有機物質の性質についておおむね説明できる | 基本的な有機物質の性質について説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
物質の状態変化が物質を構成する粒子の性質に関係していること,化学変化に伴う熱や光エネルギーの出入りおよび電子の授受,化学反応の速さの表し方と速さを決める要因,化学平衡における物質の量的関係などについて学ぶ。また,無機物質の単体や化合物の性質も概説する。
授業の進め方・方法:
定期試験70%,課題レポートおよび小テスト30%
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス,物質の状態 :物質の三態 |
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2週 |
物質の状態 :気体・液体間の状態変化 |
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3週 |
物質の状態 :蒸気圧と状態図 |
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4週 |
気体の性質 :ボイルの法則・シャルルの法則 |
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5週 |
気体の性質 :気体の状態方程式 |
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6週 |
気体の性質 :混合気体の全圧と分圧 |
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7週 |
気体の性質 :理想気体と実在気体 |
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8週 |
演習 |
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2ndQ |
9週 |
溶液の性質 :溶解のしくみ,固体の溶解度 |
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10週 |
溶液の性質 :溶液の濃度,気体の溶解度 |
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11週 |
溶液の性質 :希薄溶液の性質 I |
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12週 |
溶液の性質 :希薄溶液の性質 Ⅱ |
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13週 |
固体の構造 :結晶,金属結晶 |
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14週 |
固体の構造 :イオン結晶,そのほかの結晶 |
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15週 |
演習 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
化学反応とエネルギー :反応熱と熱化学方程式 |
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2週 |
化学反応とエネルギー :ヘスの法則 |
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3週 |
化学反応とエネルギー :結合エネルギー |
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4週 |
化学反応の速さ :反応の速さ |
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5週 |
化学反応の速さ :反応の速さを決める条件 |
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6週 |
化学平衡 :可逆反応と化学平衡 |
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7週 |
化学平衡 :平衡の移動 |
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8週 |
演習 |
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4thQ |
9週 |
有機化合物 :有機化合物の分類と特徴 |
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10週 |
有機化合物 :異性体 |
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11週 |
有機化合物 :有機化合物の構造式の決定 |
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12週 |
有機化合物 :飽和炭化水素 |
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13週 |
有機化合物 :不飽和炭化水素 |
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14週 |
有機化合物 :芳香族炭化水素 |
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15週 |
演習
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 10 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 | 70 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 20 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |