環境都市工学通論

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 環境都市工学通論
科目番号 0009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 参考書:シビルエンジニアリングの第一歩,コロナ社
担当教員 辻原 治,伊勢 昇,平野 廣佑

到達目標

①環境都市工学科の枠組みと基礎科目の概要が説明でき、技術者としての役割や責任が理解できる.(A)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
環境都市工学の基礎科目の概要および技術者の役割と責任基礎科目の概要が説明でき、環境都市工学科分野の技術者の役割と責任が理解できる。基礎科目の概要が理解でき、環境都市工学科分野の技術者の役割と責任が理解できる。基礎科目の概要や、環境都市工学科分野の技術者の役割と責任が理解できない。

学科の到達目標項目との関係

A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・環境都市工学とは何か、学習内容、資格取得、将来の進路などについて概説する。
・環境都市工学分野の基礎科目を俯瞰し、課題等により、理解を深める。
授業の進め方・方法:
講義とWebを利用し、課題に対する自主的な調査にもとづいて、課題に対するレポートを作成する。
注意点:
電卓はいつも持参してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 環境都市工学とは、環境都市工学科における学習について シラバスの説明,環境都市工学の特徴と役割を理解する。また、5年間の学習内容を俯瞰する。
2週 資格取得、進路について 環境都市工学分野の仕事の種類と必要な資格を理解する。
3週 構造物の設計について(1) 構造物の種類と構造物の設計と何かについて理解する。
4週 構造物の設計について(2) 代表的な土木構造物の一つである橋梁の種類や各部の名称について理解する。
5週 構造物の設計について(3) 地震による構造物の被害や対策について理解する。
6週 水環境について(1) 水環境工学が対象とする内容を説明できる。
7週 水環境について(2) 水環境工学が対象とする内容を説明できる。
8週 技術者としての役割と社会的責任について 技術者倫理について学び、同時に技術者として求められる「リスクマネジメント」について理解する。
2ndQ
9週 材料と地盤について(1) 建築・土木の場面で用いられる「材料」の特性について学習し、理解する。
10週 材料と地盤について(2) 土の特性を学習し、「地盤」について理解する。
11週 材料と地盤について(3) 「材料」におけるリスクマネジメント、および「地盤」におけるリスクアセスメントについて、実例を基に学習し、理解する。
12週 都市の計画について(1) 都市計画の概要を説明できる。
都市計画に携わる技術者の役割と責任を理解する。
13週 都市の計画について(2) 都市計画の概要を説明できる。
都市計画に携わる技術者の役割と責任を理解する。
14週 都市の計画について(3) 都市計画の概要を説明できる。
都市計画に携わる技術者の役割と責任を理解する。
15週 期末試験期間中
16週 試験返却及び解説 試験返却及び解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3前1,前2,前3,前4
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3前1,前2,前3,前4
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3前1,前2,前3,前4
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。3前1,前2,前3,前4
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3前1,前2,前3,前4

評価割合

課題試験相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合75250000100
基礎的能力75250000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000