コンピュータリテラシー

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 コンピュータリテラシー
科目番号 0010 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 矢野文彦(監修):情報リテラシー教科書 Windows8/Office 2013+Access対応版(オーム社),k-sec情報リテラシー教材,k-sec情報モラル教材
担当教員 横田 恭平

到達目標

(1)基本的なソフト,OS,ワープロ,表計算,電子メール,WWW(ブラウザ閲覧)を,レポート作成・情報の収集発信・プレゼンテーションが十分に出来るレベルまで習得する
(2)インターネットの概要,仕組み,モラルについて基本事項を理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
WordWordによる文書作成の技術を自ら調べ習得していくことができる教科書にあるWord文書作成例を一人で再現することができるWord文書が作成できない
ExcelExcelによる表計算の関数を使い自らデータベースを作ることができる教科書にあるExcelの表計算・グラフの作成例を一人で再現できるExcelの表計算・グラフの作成ができない
PowerPointプレゼンに効果的な工夫をし実践することができる調査内容に基づき発表スライドを作成できるPowerPointによる発表スライドを作成できない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
(1)パソコンを道具として使いこなすことが出来るよう,主にパーソナルコンピュータの実習を行う
(2)インターネットに代表される情報化社会に参画してゆくために必要な知識・モラルについて講義する
授業の進め方・方法:
PC操作やWord・Excel・PowerPointの使い方・作成方法を学習する。教科書に記載されている例題・実習を授業時間内に作成し提出する。また,調査・スライド作成・発表の一連の作業をグループで行い発表を行う
注意点:
事前学習:次回の授業範囲を予習しパソコン操作の予備練習を行うこと
事後学習:授業で取り扱わなかった教科書内の実習課題について取り組むこと

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション,情報処理センターの利用方法の説明,情報リテラシーについて1 情報処理センターを利用できるようになる。PCの起動とシャットダウン,ファイル操作といった基本事項ができるようになる。情報リテラシーを理解する。
2週 情報リテラシーについて2 情報リテラシーを理解する。
3週 情報リテラシーについて3
情報リテラシーを理解する。
4週 文書作成(1) Wordの使い方,タイピング Wordとはどのようなソフトかをを理解する。Wordを立上げ文書を作成し保存することができる
5週 文書作成(2) 文書の装飾,文字の修正,図と罫線            Word文書を作成し,文書に装飾などを施し読みやすくなる工夫ができる
6週 文書作成(3) 文書の練習 教科書にあるWord文書例と同じものを作成することができる
7週 表計算(1) Excelの使い方,データ入力 Excelとはどのようなソフトかを理解する。Excelを立上げデータを入力しファイルを保存することができる
8週 表計算(2) 数式の利用 Excelの数式を利用することができる
2ndQ
9週 表計算(3) データと数式の利用とグラフの作成 Excelの数式を利用した表を作成することができる。また,表からグラフを作成することができる
10週 表計算(4) 計算の練習       教科書にあるExcelの使用例と同じものを作成することができる
11週 プレゼンテーション(1)PowerPointの使い方,プレゼン方法の基本 PowerPointとはどのようなソフトかを理解する。PowerPointを立上げスライドを作成し保存することができる
12週 プレゼンテーション(2)プレゼン課題の検討と調査 与えられたプレゼン課題に対してインターネットを利用して適切な調査ができる
13週 プレゼンテーション(3)プレゼン作成
得られた調査結果を分析し発表用のスライドを作成することができる
14週 プレゼンテーション(4)発表会1
与えられた課題に対する調査結果と考察を作成したスライドを用いて簡潔に説明ができる
15週 プレゼンテーション(5)発表会2 与えられた課題に対する調査結果と考察を作成したスライドを用いて簡潔に説明ができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3
情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。4前2
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。4前1
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。4前1
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。4前1
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。4前3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。4前3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している4前3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。4前3

評価割合

授業内課題発表態度(課題の取り組み)合計
総合評価割合603010100
配点603010100