設計製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 設計製図Ⅱ
科目番号 0015 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 【教科書】新田保次監修・松村暢彦 編著「図説 わかる土木計画」(学芸出版社) 適宜プリント等を配付する.
担当教員 鶴巻 峰夫,伊勢 昇,林 和幸

到達目標

与えられた設計条件に基づいて、所定の期日までにレポート等を完成・提出できる(C-1)計算書等を解読し、設計に反映させる。計算を正確に行う。計算の過程・手順について説明できる(C-1)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
作業の迅速性与えられた設計条件に基づいて、所定の期日までに余裕を持ってレポート等を完成・提出できる基づいて、所定の期日までにレポート等を完成・提出できる基づいて、所定の期日までにレポート等を完成・提出できない
設計計算計算の過程・手順について説明でき,計算を正確に行える計算の過程・手順について理解でき,計算を正確に行える計算の過程・手順について理解できない.または,計算を正確に行えない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)下水道終末処理施設の設計方法を学ぶ
(2)道路構造物の計画・設計に必要な基礎的な技術を学ぶ
(3)地域まちづくりのデザイン提案を通じて、地域の課題の発見とその解決のための方法を学ぶ
授業の進め方・方法:
演習を中心に行う.
図面や報告書の作成,小テスト,およびプレゼンテーションを行う
注意点:
COC
【事前学習】
次回の講義までに必要な資料の収集・整理を行うこと
【事後学習】
 講義の受講の結果を勘案し、資料の修正・整理を行うこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション:下水道施設の構成と下水道計画の概要 下水道施設の構成と下水道計画の概要が理解できる。
2週 条件設定:対象地域市町村と処理区の設定(1) 対象地域の市町村と処理区が設定できる。
3週 条件設定:対象地域市町村と処理区の設定(2) 対象地域の市町村と処理区が設定できる。
4週 設計計算:流入水量・流入水質・放流水質 処理区の計画流入水量、水質が設定できる。
5週 設計計算:下水処理施設の物質収支(1) 水処理過程 水処理過程の水量、固形物量、BOD量の収支計算ができる。
6週 設計計算:下水処理施設の物質収支(2) 水処理過程 水処理過程の水量、固形物量、BOD量の収支計算ができる。
7週 設計計算:下水処理施設の物質収支(3) 汚泥処理過程 汚泥処理過程の水量、固形物量、BOD量の収支計算ができる。
8週 設計計算:下水処理施設の物質収支(4) 汚泥処理過程 汚泥処理過程の水量、固形物量、BOD量の収支計算ができる。
2ndQ
9週 設計計算:水処理処理槽の容量計算-最初沈殿池 最初沈殿池の容量計算ができる。
10週 設計計算:水処理処理槽の容量計算-反応タンク 反応タンクの容量計算ができる。
11週 設計計算:水処理処理槽の容量計算-最終沈殿池 最終沈殿池の容量計算ができる。
12週 設計計算:水処理処理槽の容量計算-濃縮槽・汚泥貯留槽・脱水機 濃縮槽・汚泥貯留槽・脱水機の容量計算、機能設定ができる。
13週 設計計算:汚泥処理設備の機能計算-焼却炉 焼却炉のきのうせっていがで
14週 容量計算書作成:物質収支、容量計算
15週 計画図作成:一般平面図
16週
後期
3rdQ
1週 設計図面での線の引き方の基本
設計図面での線の引き方の基本ができる
2週 土工図面,土量計算(1)
土工図面,土量計算ができる
3週 土工図面,土量計算(2)
土工図面,土量計算ができる
4週 ペーロケ断面の作成
ペーロケ断面の作成ができる
5週 平均断面法による土量計算
平均断面法による土量計算ができる
6週 道路構造物の計画・設計概念
道路構造物の計画・設計概念を説明できる
7週 道路構造物の具体的な計画・設計(1)
道路構造物の具体的な計画・設計ができる
8週 道路構造物の具体的な計画・設計(2)
道路構造物の具体的な計画・設計ができる
4thQ
9週 土木計画学概説、研究課題の設定 土木計画学について概説できる
10週 調査研究のフレームワーク設定、担当業務の割り当て 調査研究のフレームワークを設定できる
11週 グループディスカッション グループディスカッションを通して、意見の収集・整理ができる
12週 グループディスカッション グループディスカッションを通して、意見の収集・整理ができる
13週 グループディスカッション、調査研究報告書の作成 グループディスカッションを通して、意見の収集・整理ができる
調査研究報告書が作成できる
14週 調査研究報告書の作成、プレゼンテーション資料の作成 調査研究報告書が作成できる
プレゼンテーション資料が作成できる
15週 調査研究報告書の提出、調査研究成果の発表 調査研究成果を発表できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

報告書プレゼンテーション図面等小テストレポートその他合計
総合評価割合1202010040200300
下水道終末処理施設の設計400400200100
道路構造物の設計00604000100
地域まちづくりのデザイン80200000100