基礎実験Ⅱ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 基礎実験Ⅱ
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 水理実験指導書 [昭和42年度版]・[平成13年度版],土木学会、新版道路環境,辻靖三他著,山海堂、土質試験 基本と手引き 第二回改訂版,地盤工学会
担当教員 小池 信昭,伊勢 昇,青木 仁孝,林 和幸

到達目標

① 環境都市基礎工学に関する実験の内容を理解できる.(B)
② 環境都市基礎工学の知識を適用し,実験データを元に諸原理の考察ができる.(B)
③ 実験の内容と実験データの解析・考察のレポートを期限内にまとめることができる.(B)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
水理実験実験指導書に書かれていること以上のオリジナリティーの高いレポートを書くことができる.実験指導書に書かれているとおりにレポートを書くことができる.実験指導書に書かれているとおりにレポートを書くことができない.
土質実験実験指導書に書かれていること以上のオリジナリティーの高いレポートを書くことができる.実験指導書に書かれているとおりにレポートを書くことができる.実験指導書に書かれているとおりにレポートを書くことができない.
水質実験実験指導書に書かれていること以上のオリジナリティーの高いレポートを書くことができる.実験指導書に書かれているとおりにレポートを書くことができる.実験指導書に書かれているとおりにレポートを書くことができない.
交通実験

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
環境都市工学科の基礎工学(水理学,水質工学,交通工学,土質工学)に関する諸原理について,実験を通じてより深く理解することをめざす.
授業の進め方・方法:
クラスを2グループに分けて、それぞれ別の実験を行います。
注意点:
COC
事前学習
地域特有の自然現象について興味を持つ。
事後学習
インターネットやニュース等を通じて和歌山県の具体的な事例に触れ,地域について継続した考察を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 水理実験:水理実験の概要説明(1) 前半3項目の実験の概要を理解できる
2週 水理実験:直角三角堰の検定 直角三角堰の検定に関する実験ができる
3週 水理実験:直角三角堰の検定 直角三角堰の検定に関する実験ができる
4週 水理実験:層流と乱流 層流と乱流に関する実験ができる
5週 水理実験:実験データの整理(1) 前半3項目の実験のデータを整理し、実験の意味が理解できる
6週 水理実験:水理実験の概要説明(2) 後半3項目の実験の概要を理解できる
7週 水理実験:常流・射流と跳水 常流・射流と跳水に関する実験ができる
8週 水理実験:管水路の摩擦損失 管水路の摩擦損失に関する実験ができる
2ndQ
9週 水理実験:粘性の測定 粘性の測定に関する実験ができる
10週 水理実験:実験データの整理(2) 後半3項目の実験のデータを整理し、実験の意味が理解できる
11週 水質実験:実験の概要説明,水の一般性状(温度、pH、透視度、懸濁物質)の分析 水の一般性状の分析ができる
12週 水質実験:微生物に係る水質指標(一般細菌)の測定 微生物に係る水質指標の測定ができる
13週 水質実験:有機物汚濁に係る水質指標(DO、BOD、COD)の測定 有機物汚濁に係る水質指標の測定ができる
14週 水質実験:栄養物質に係る水質指標(NH4+-N、PO43--P)の測定 栄養物質に係る水質指標の測定ができる
15週 水質実験:凝集実験 凝集作用に基づいた懸濁物質除去法の最適化ができる
16週
後期
3rdQ
1週 交通工学の基本事項の説明
実験の概要説明
交通工学の基本事項を説明できる
2週 交通量の計測 交通量の計測ができる
3週 交通量データの整理 交通量データの整理ができる
4週 自動車排出ガスの推計 自動車排出ガスの推計ができる
5週 道路騒音の推計 道路騒音の推計ができる
6週 実験計画の説明、ふるい分け、含水比 実験計画の説明、ふるい分け、含水比ができる
7週 土の密度試験 土の密度試験ができる
8週 土の液性・塑性試験 土の液性・塑性試験ができる
4thQ
9週 粒度試験 粒度試験ができる
10週 粒度試験 粒度試験ができる
11週 粒度試験 粒度試験ができる
12週 突き固め試験 突き固め試験ができる
13週 透水、一面せん断試験 透水、一面せん断試験ができる
14週 透水、一面せん断試験 透水、一面せん断試験ができる
15週 レポート整理 レポート整理ができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000