測量学Ⅱ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 測量学Ⅱ
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 環境・都市システム系教科書シリーズ11 測量学Ⅰ: 堤隆著,コロナ社、新版測量実習,小田部・毛利・伊藤・大野・浜谷・稗田,実教出版(株)
担当教員 平野 廣佑

到達目標

(1)直線や曲線で囲まれた部分の面積や体積が計算できる.(C-1) (2)平板測量・水準測量の原理や特性,器具の取扱い法や測量方法を理解できる.(C-1) (3)間接距離測量の原理や計算方法が理解できる.(C-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
直線や曲線で囲まれた部分の面積や体積の計算直線や曲線で囲まれた部分の面積や体積が計算できる。直線や曲線で囲まれた部分の面積や体積の計算方法について理解できる。直線や曲線で囲まれた部分の面積や体積が計算できない。
平板測量・水準測量の原理・特性・器具の取扱い法、および測量方法平板測量・水準測量の原理・特性・器具の取扱い法、および測量方法を理解できる。簡素ではあるが、平板測量・水準測量の原理・特性・器具の取扱い法、および測量方法を理解できる。平板測量・水準測量の原理・特性・器具の取扱い法、および測量方法を理解できない。
間接距離測量の原理および計算方法間接距離測量の原理や計算方法が理解できる。簡素ではあるが、間接距離測量の原理や計算方法が理解できる。間接距離測量の原理や計算方法が理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
環境都市工学における測量学の重要性を理解し,基本測量を学ぶことを目的とする.本科目では,測量で取り扱う面積や体積の代表的な計算方法について講義する.また,平板測量・水準測量・スタジア測量の基礎原理や器械・器具の操作法,測量方法などを説明する.
授業の進め方・方法:
主に講義を行い、授業の進行状況によっては適宜小テストの回答やレポート課題の提出を求める
注意点:
【事前学習】次回授業の範囲を教科書で確認する他,授業内容によっては前回からの続きもあるため,復習も行う。 【事後学習】次回授業への事前学習も兼ねて,学習内容の再確認を行う他,小テストがあった際にはその内容についても理解するための学習を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスの説明,直線で囲まれた面積の計算方法 直線で囲まれた面積の計算方法を理解できる
2週 曲線で囲まれた面積の計算方法,体積の計算方法 曲線で囲まれた面積の計算方法、および体積の計算方法を理解できる
3週 プラニメーターによる求積方法と演習 プラニメーターによる求積方法を理解出来、演習問題の解法が可能である
4週 平板測量(1) 平板測量の特徴と器材の特性 平板測量の特徴と器材の特性を理解できる
5週 平板測量(2) 平板測量の方法(細部図根測量) 平板測量の方法(細部図根測量)を理解できる
6週 平板測量(3) 平板測量の方法(細部測量) 平板測量の方法(細部測量)を理解できる
7週 平板測量(4) 平板測量の応用 平板測量の応用が可能である
8週 平板測量(5) 平板測量の許容精度と誤差 平板測量の許容精度と誤差について理解できる
4thQ
9週 水準測量(1) 水準測量の概説 水準測量の概説を理解できる」
10週 水準測量(2) 器材の検査と調整法 器材の検査と調整法について理解できる
11週 水準測量(3) 直接水準測量の原理と誤差の調整方法 直接水準測量の原理と誤差の調整方法を理解できる
12週 水準測量(4) 直接水準測量の誤差調整と観測精度の判定方法 直接水準測量の誤差調整と観測精度の判定方法を理解できる
13週 水準測量(5) 水準測量の応用測量法 水準測量の応用測量法を理解できる
14週 間接距離測量の概説 間接距離測量の概説を理解できる
15週 スタジア測量の方法 スタジア測量の方法を理解できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート、小テスト合計
総合評価割合8020100
配点8020100