暮らしと環境問題

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 暮らしと環境問題
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書 荒巻俊也他著 「環境工学入門」/参考書 改訂6版環境社会検定試験(eco検定)公式テキスト
担当教員 鶴巻 峰夫

到達目標

①主要な環境問題の現象,影響,現状,対策の概要が説明できる。
②環境問題の発生と暮らし,産業活動との関連を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
公害公害とは何か説明できる。また、その現状、原因、対策を理解できている。公害とは何か説明できる。公害について説明できない。
地球環境問題地球環境問題として主要な項目を挙げることができ、その原因、対策を理解できる。地球環境問題として主要な項目を挙げることができ、その原因、対策を理解できる。地球環境問題として主要な項目を挙げることができない。
生物多様性と自然環境自然環境の問題と人間の共存関係について理解できる。自然環境の問題を理解できる。自然環境の問題を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
私たちの生活に身近な水,大気,廃棄物から地球温暖化などの地球規模の環境問題の基礎について講義,演習を行う。
授業の進め方・方法:
講義によって行う。毎週課題を課す。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション,地球の成り立ちと環境問題 地球の構造と環境の関係を理解する。
2週 社会と環境の歴史 社会の状況と環境問題の発生の関係を理解する。
3週 公害の現状(大気汚染の問題) 我が国における大気汚染の状況と経緯を理解する。
4週 公害の現状(水質汚染の問題) 我が国における水質汚染の状況と経緯を理解する。
5週 公害の現状(その他の公害) 我が国における公害問題の(大気、水質以外)の状況を理解する。
6週 地球環境問題の現状(地球温暖化,酸性化の問題) 地球環境問題として問題視される環境問題を理解する。地球温暖化、酸性雨について状況を理解する。
7週 地球環境問題の現状(その他の地球環境問題) 地球温暖化、酸性雨以外の地球環境問題の状況を理解する。
8週 中間試験
2ndQ
9週 生物多様性と自然環境 動物、植物、生態系と人間との関係を理解する。
10週 地球資源と資源循環,廃棄物とリサイクル 枯渇資源保全、循環型社会形成と環境問題との関係を理解する。
11週 エネルギー問題と環境 エネルギー消費により発生する環境問題について理解する。
12週 化学物質と環境問題 化学物質の有用性と副作用による有害性の関係とリスク管理の必要静を理解する。
13週 環境保全のための仕組む・環境政策,国際協調 環境問題を解決するための公共的政策と国際協調を理解する。
14週 環境保全のための仕組む・産業・経済と環境 環境問題を解決するために産業界が取り組んでいる内容を理解する。
15週 期末試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
配点70300000100