交通システム

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 交通システム
科目番号 0022 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 【教科書】塚口博司 他著「交通システム第2版」(国民科学社)/【参考書】(1)竹内伝史 他著「地域交通の計画」(鹿島出版会)、(2)社団法人交通工学研究会編「道路交通技術必携2013」、(3)久保田尚 他著「読んで学ぶ交通工学・交通計画」(理工図書)
担当教員 伊勢 昇

到達目標

(1)交通システムの特性と技術的諸点について、基礎工学の知識を基に説明できる。
(2)交通システムの計画・整備のための諸制度と技術的諸元について、基礎工学の知識と数学の基礎知識を用いて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
交通システムの特性と技術的諸点交通システムの特性と技術的諸点について十分な説明ができる交通システムの特性と技術的諸点について簡単な説明ができる交通システムの特性と技術的諸点について説明できない
交通システムの計画・整備のための諸制度と技術的諸元交通システムの計画・整備のための諸制度と技術的諸元について十分な説明ができる交通システムの計画・整備のための諸制度と技術的諸元について簡単な説明ができる交通システムの計画・整備のための諸制度と技術的諸元について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)交通システムの特性と技術的諸点、(2)交通システムの計画・整備のための諸制度と技術的諸元について講義・演習を行う。
授業の進め方・方法:
講義を中心として演習問題を適宜実施する。
注意点:
■受講者へのコメント
以下に示す事前学習と事後学習を必ず遂行することによって各講義の理解度を常に自己評価し、不十分な場合には質問するなど積極的な学習姿勢が求められる。

【事前学習】(授業を受ける前に取り組まなければならない事項)
・次回の授業範囲を教科書や参考書等(シラバス参照)を用いて予習しておくこと
・必要に応じて、シラバスに記載している教科書や参考書以外のものも活用すること

【事後学習】(次の授業までに取り組まなければならない事項)
・授業中に指定した自由課題に取り組む等、授業で学んだ内容を次の授業までに復習すること
・教科書や参考書等(シラバス参照)の例題や演習問題等に取り組むこと
・必要に応じて、シラバスに記載している教科書や参考書以外の例題や演習問題等にも取り組むこと
・授業で学んだ内容に関連する実際の資料(公共交通網形成計画や移動円滑化基本構想等)を熟読すること
・必要に応じて、授業で学んだ内容に関連する現場に足を運ぶこと

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 交通計画概論 交通の定義と意義、交通の定量化、交通問題と交通施設について説明できる
2週 計画プロセス, 交通の実態と調査 計画プロセス、交通の実態と調査について説明できる
3週 交通需要推計(1) 四段階推計(推定)法の計算ができる
4週 交通需要推計(2) 四段階推計(推定)法の計算ができる
5週 交通需要推計(3) 四段階推計(推定)法の計算ができる
6週 交通流 交通流特性について説明できる。
7週 交通容量 交通容量について説明できる。
8週 道路の計画・設計 道路の計画・設計について説明できる。
4thQ
9週 交通の運用・管理 交通の運用・管理の考え方と方法を説明できる。
10週 交通環境 交通環境について説明できる。
11週 交通機関の特性 交通機関の特性について説明できる。
12週 鉄道システム, 軌道システム 鉄道システム, 軌道システムについて説明できる。
13週 バスシステム, 海上交通, 航空システム バスシステム, 海上交通, 航空システムについて説明できる。
14週 複合交通システムと総合交通政策 複合交通システムと総合交通政策について説明できる。
15週 交通システムと環境・経済 交通システムと環境・経済について説明できる。
16週 定期試験 第1週から第15週の項目の問題を解くことができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力6060
応用的能力4040