日本史

科目基礎情報

学校	和歌山工業高等専門学校	開講年度	令和02年度 (2020年度)
授業科目	日本史
科目番号	0033	科目区分	一般 / 必修
授業形態	授業	単位の種別と単位数	履修単位: 2
開設学科	環境都市工学科	対象学年	2
開設期	通年	週時間数	2
教科書/教材	日本史A-現代からの歴史-(東京書籍)
担当教員	中山 良子

到達目標

１この時期の日本史の政策について説明できるようになる
２この時期の日本から植民地への眼差しについて基本的な説明ができるようになる
３この時期の日本史における文化の展開を説明できるようになる。

ルーブリック

	理想的な到達レベルの目安	標準的な到達レベルの目安	未到達レベルの目安
評価項目１	この時期の日本史の基本的流れについて、植民地、産業、文化の三側面から深く説明できる	この時期の日本史の基本的流れについて、植民地、産業、文化の三側面から説明できる	この時期の日本史の基本的流れについて、植民地、産業、文化の三側面から説明できない
評価項目２	近現代日本における科学技術に関して深く説明できる	近現代日本における科学技術に関して説明できる	近現代日本における科学技術に関して説明できない
評価項目３	日本社会の特徴について、基本的事項を深く説明できる	日本社会の特徴について、基本的事項を説明できる	日本社会の特徴について、基本的事項を説明できない

学科の到達目標項目との関係

A （和歌山県の地域環境、地域社会との共生に関する理解および倫理観を身につけ、公共の安全や利益に配慮したものづくりの考え方を理解し説明できる。）

教育方法等

概要:

近世後期(江戸時代)から第2次世界大戦までの日本史を、通史的に学ぶ

授業の進め方・方法:

注意点:

【事前学習】教科書の該当の時期にあたる部分を、事前に読んでおく。【事後学習】授業後、関連図書などを案内するので、復習時に読んでおくこと。

授業計画

		週	授業内容	週ごとの到達目標
前期
	1stQ
		1週	植民地と日本史	授業内容を理解できる。
		2週	アジアと江戸	授業内容を理解できる。
		3週	ペリーと条約調印	授業内容を理解できる。
		4週	幕末政争	授業内容を理解できる。
		5週	大政奉還	授業内容を理解できる。
		6週	新政府が目指したもの	授業内容を理解できる。
		7週	琉球処分・北海道・国境問題	授業内容を理解できる。
		8週	自由民権運動と殖産興業	授業内容を理解できる。
	2ndQ
		9週	これまでのまとめ	授業内容を理解できる。
		10週	大日本帝国憲法と法整備	授業内容を理解できる。
		11週	日清戦争と台湾の植民地化	授業内容を理解できる。
		12週	日露戦争そして韓国併合	授業内容を理解できる。
		13週	産業革命と資本主義の発達	授業内容を理解できる。
		14週	大正デモクラシーと社会運動のうねり	授業内容を理解できる。
		15週	試験返却と解説	授業内容を理解できる。
		16週
後期
	3rdQ
		1週	第一次大戦期とシベリア出兵	授業内容を理解できる。
		2週	普通選挙獲得運動	授業内容を理解できる。
		3週	関東大震災	授業内容を理解できる。
		4週	協調外交のいきづまり	授業内容を理解できる。
		5週	昭和恐慌と満州事変	授業内容を理解できる。
		6週	国内治安への試み	授業内容を理解できる。
		7週	日中戦争の開始	授業内容を理解できる。
		8週	これまでのまとめ	授業内容を理解できる。
	4thQ
		9週	日中戦争の悪化	授業内容を理解できる。
		10週	アジア・太平洋戦争へ	授業内容を理解できる。
		11週	戦下の国民生活（空襲、疎開、小国民）	授業内容を理解できる。
		12週	戦争における負の遺産	授業内容を理解できる。
		13週	沖縄戦	授業内容を理解できる。
		14週	敗戦と占領下での政策	授業内容を理解できる。
		15週	ふりかえり	授業内容を理解できる。
		16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類		分野	学習内容	学習内容の到達目標	到達レベル	授業週
基礎的能力	人文・社会科学	社会	地理歴史的分野	近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。	3	前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,後8
				帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。	3	前9,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13
				第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。	3	後14
				19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。	3	前11,前12,後10,後14

評価割合

	定期試験	授業中の課題(提出物、小テスト)	合計
総合評価割合	70	30	100
配点	70	30	100