到達目標
国土・地域・都市の各計画の歴史を理解し、今後の土地利用・防災の各計画を立案する方法について説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
都市及び地域の計画手法と計画法規、計画の策定手順 | 都市及び地域の計画手法と計画法規、計画の策定手順について十分な説明ができる | 都市及び地域の計画手法と計画法規、計画の策定手順について簡単な説明ができる | 都市及び地域の計画手法と計画法規、計画の策定手順について説明できない |
具体的な都市施設についてその事業手法と環境への考慮の方法 | 具体的な都市施設についてその事業手法と環境への考慮の方法について十分な説明ができる | 具体的な都市施設についてその事業手法と環境への考慮の方法について簡単な説明ができる | 具体的な都市施設についてその事業手法と環境への考慮の方法について説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現代社会における都市および都市計画が果たしている役割、都市の原理、近代都市計画の形成、都市計画の基本概念、わが国都市計画の発展と展望など都市計画をめぐる総論を学習する。
授業の進め方・方法:
講義を中心として演習問題を適宜実施する
注意点:
■受講者へのコメント
以下に示す事前学習と事後学習を必ず遂行することによって各講義の理解度を常に自己評価し、不十分な場合には質問するなど積極的な学習姿勢が求められる。
【事前学習】(授業を受ける前に取り組まなければならない事項)
・次回の授業範囲を教科書や参考書等(シラバス参照)を用いて予習しておくこと
・必要に応じて、シラバスに記載している教科書や参考書以外のものも活用すること
【事後学習】(次の授業までに取り組まなければならない事項)
・授業で学んだ内容を次の授業までに復習すること
・教科書や参考書等(シラバス参照)の例題や演習問題等に取り組むこと
・必要に応じて、シラバスに記載している教科書や参考書以外の例題や演習問題等にも取り組むこと
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
都市と都市計画 |
都市と都市計画について説明できる
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2週 |
都市と市街地 |
都市と市街地について説明できる
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3週 |
土地利用計画 |
土地利用計画について説明できる
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4週 |
都市施設の整備(1) |
道路構成、街路からの都市づくり、持続可能な都市構造と交通システムについて説明できる
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5週 |
都市施設の整備(2) |
都市と自然、公園緑地の計画、都市公園法、都市緑地法、緑地の機能・効果について説明できる
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6週 |
都市整備の手法 |
市街地開発事業、都市・住宅地再生、土地区画整理事業、中心市街地・地方都市再生、市街地再開発事業について説明できる
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7週 |
防災と景観 |
防災と景観について説明できる
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8週 |
まとめ、小テスト |
第1週から第8週の項目の問題を解くことができる
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 国土と地域の定義を説明できる。 | 4 | 前1,前2 |
日本、世界における古代、中世および現代の都市計画の思想および理念と実際について、説明できる。 | 4 | 前1,前2 |
都市計画法と都市計画関連法の概要について、説明できる。 | 4 | 前1 |
土地利用計画と交通計画について、説明できる。 | 4 | 前3 |
総合計画とマスタープランについて、説明できる。 | 4 | 前1 |
都市計画区域の区域区分と用途地域について、説明できる。 | 4 | 前3 |
交通流調査(交通量調査、速度調査)、交通流動調査(パーソントリップ調査、自動車OD調査)について、説明できる。 | 4 | |
交通需要予測(4段階推定)について、説明できる。 | 4 | |
緑化と環境整備(緑の基本計画)について、説明できる。 | 4 | 前5 |
風景、景観と景観要素について、説明できる。 | 4 | 前5,前7 |
都市の防災構造化を説明できる。 | 4 | 前7 |
土地区画整理事業を説明できる。 | 4 | 前6 |
市街地開発・再開発事業を説明できる。 | 4 | 前6 |
交通流、交通量の特性、交通容量について、説明できる。 | 4 | |
性能指標に関する道路構造令の概要を説明できる。 | 4 | |
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。 | 4 | |
二項分布、ポアソン分布、正規分布(和・差の分布)、ガンベル分布、同時確率密度関数を説明できる。 | 4 | |
重回帰分析を説明できる。 | 4 | |
線形計画法(図解法、シンプレックス法)を説明できる。 | 4 | |
費用便益分析について考え方を説明でき、これに関する計算ができる。 | 4 | |
評価割合
| 小テスト | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 20 | 70 |
応用的能力 | 20 | 10 | 30 |