応用情報処理演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 応用情報処理演習Ⅱ
科目番号 0051 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 日花弘子:できるビジネスパーソンのためのExcel統計解析入門,SB Creative社
担当教員 横田 恭平

到達目標

(1)統計的な判断が必要な事象についてEXCELを利用して解析することができる。(C-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
統計的な判断が必要な事象についてEXCELを利用して解析することができる。統計的な判断が必要な応用的な事象についてEXCELを利用して解析することができる。統計的な判断が必要な基礎的な事象についてEXCELを利用して解析することができる。統計的な判断が必要な事象についてEXCELを利用して解析することができない。

学科の到達目標項目との関係

JABEE C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
一般に品質の判断や経営の計画を立案するために統計学は利用されている。環境都市工学科においても、コンクリートの品質管理、都市計画の最適な方法の提案、今後の気象予測などに統計学は利用されている。これらに利用される統計をマイクロソフト社のソフトであるEXCELを用いて習い、利用できるようになることが本科目の目的である。
授業の進め方・方法:
毎回,課題を提示し,その課題を解決する方法を説明しExcelを用いて計算を行う.
注意点:
これまでの情報、特にEXCELを利用した科目の復習をしておくこと。基本的な関数は熟知しているものとして授業を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション,統計学を学ぶ必要性について シラバスの説明,統計学を学ぶ必要性を理解する
2週 データの全体像をつかむ1 データのレンジ,平均値,中央値,最頻値について理解する
3週 データの全体像をつかむ2 データの分散と標準偏差について理解する。異なる単位のデータの比較について理解する
4週 データ同士の関係をつかむ1 要因分析について理解する
5週 データ同士の関係をつかむ2 主成分分析について理解する
6週 全数データと一部データの関係をつかむ1 標本平均値のデータ分布と母集団のデータ分布との関係について理解する
7週 全数データと一部データの関係をつかむ2 抽出したデータの分散について理解する
8週 中間試験 中間試験を実施する
4thQ
9週 データの形を知る1 期待値について理解する
10週 データの形を知る2 標本平均値の分布が正規分布に近似することを理解する
11週 少ない情報で全体を推定する1 幅を持たせた母平均の推定方法について理解する
12週 少ない情報で全体を推定する2 t分布について理解する
13週 偶然と必然の分かれ道1 実例として、リニューアルで売り上げが伸びるのかを判断する方法を理解する。
14週 偶然と必然の分かれ道2 実例として、給料が上がったのかを判断する方法を理解する。
15週 試験返却・解説 試験返却,解説を行う
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000