到達目標
15歳~20歳の年代の身体的、精神的な特徴を理解し、各種の運動の実践を通じて、自己の身体への認識を深め、健康・体力・運動能力の保持、増進を図る。
ルールや規則を守り、安全に留意し運動を通じて健康な人間関係を保つ態度を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業に出席して積極的に運動等の課題に取り組み、健康・体力・運動能力の増進を図ることができる | 各授業に出席して運動等の課題に取り組み、健康・体力・運動能力の増進を図ることができる | 各授業に出席して運動等の課題に取り組み、健康・体力・運動能力の増進を図ることができない |
評価項目2 | 各競技の特性や特徴を十分に理解し、基礎動作を高いレベルで実践できる | 各競技の特性や特徴を理解し、基礎動作を実践できる | 各競技の特性や特徴の理解が不十分で、基礎動作も実践できない |
評価項目3 | 授業内容を十分に理解し、小テスト等で問われた事柄の大半に回答できる(8割以上の正解率が目安) | 授業内容を理解し、小テスト等で問われた事柄の多くに回答できる(6割程度の正解率が目安) | 授業内容の理解が不十分で、小テスト等で問われた事柄に十分に回答できない(3割以下の正解率が目安) |
評価項目4 | 各種運動のルールや授業を進める上での規則を十分に理解し、授業運営に積極的に参加できる | 各種運動のルールや授業を進める上での規則を理解し、授業運営に参加できる | 各種運動のルールや授業を進める上での規則の理解が不十分で、授業運営に参加できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
基礎体力作りを目的とした運動や、個人技能・集団技能・対人技能といったいろいろな種目の基本動作を中心とした運動。健康と運動の関係を理解し、卒業後も生涯スポーツとして運動を継続できるよう全員が楽しめるような競技運営ができるようになることを目指す。
授業の進め方・方法:
通年を通して授業は週1回開講。AとBのふたつの種目を交互に隔週で行う場合と、共通(スポーツテスト、選択種目)で行う場合がある。
授業内容は前学年までに授業があった種目についてはゲーム中心で、初出の種目については基本練習から始めて最終的にゲームを行う。また、種目よって実技テストを課すことがある。
注意点:
天候等の理由により屋外種目実施が困難な場合は雨天種目を行う。この場合、前期においてはバレーボールおよびバドミントンへと交互に振替を行うこととし、後期については12週以降に予定されているバレーボールとバドミントンを雨天種目として先に実施する。なお、後期に悪天候が続き、予定されていた雨天種目を完了してしまった場合、それ以降は前期同様の振替を行うこととする。これに伴い実施種目が前後することがある。
体操服、体育館実施種目は体育館シューズ、屋外実施種目は運動靴を着用すること。見学する場合は事前に見学カードに必要事項を記入し、担当教員へ提出すること。アクセサリーは身に着けないこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
【共通】スポーツテスト① |
協力して正しく測定し、自己の能力を把握する
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2週 |
【共通】スポーツテスト② |
協力して正しく測定し、自己の能力を把握する
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3週 |
【共通】スポーツテスト③ |
協力して正しく測定し、自己の能力を把握する
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4週 |
【A】ゴルフ① |
クラブの握り方を知り、ショートスイングができる
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5週 |
【B】ソフトテニス① |
基礎練習後、試合ができる
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6週 |
【A】ゴルフ② |
アプローチショット、フルショットができる
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7週 |
【B】ソフトテニス② |
基礎練習後、試合ができる
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8週 |
【A】ゴルフ③ |
ピンを狙ったショットができ、コース練習ができる
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2ndQ |
9週 |
【B】ソフトテニス③ |
基礎練習後、試合ができる
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10週 |
【A】ゴルフ④ |
実技試験を兼ねてコースをまわれる
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11週 |
【B】ソフトテニス④ |
基礎練習後、試合ができる
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12週 |
【共通】選択① 【A】水泳 【B】卓球 |
【A】基本泳法の動作を習得する 【B】基礎動作ができる
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13週 |
【共通】選択② 【A】水泳 【B】卓球 |
【A】基本泳法での遠泳ができる 【B】基礎練習と試合ができる
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14週 |
【共通】選択③ 【A】水泳 【B】卓球 |
【A】基本泳法での遠泳ができる 【B】基礎練習と試合ができる
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15週 |
【共通】選択④ 【A】水泳 【B】卓球 |
【A】基本泳法での遠泳ができる 【B】基礎練習と試合ができる
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
【A】ソフトボール① |
基礎練習後、チームで協力して試合ができる
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2週 |
【B】硬式テニス① |
ラケットの握りを理解し、ストローク、サーブ、ボレー等の基礎技術を習得する
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3週 |
【A】ソフトボール② |
基礎練習後、チームで協力して試合ができる
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4週 |
【B】硬式テニス② |
ストローク、サーブ、ボレー等の基礎技術を習得する
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5週 |
【A】ソフトボール③ |
基礎練習後、チームで協力して試合ができる
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6週 |
【B】硬式テニス③ |
基礎後術を身につけ、ゲームができる
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7週 |
【A】ソフトボール④ |
基礎練習後、チームで協力して試合ができる
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8週 |
【B】硬式テニス④ |
基礎後術を身につけ、ゲームができる
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4thQ |
9週 |
【共通】選択① バスケットボール、バレーボール、サッカー、卓球から1種目を選択 |
各種目、学生自らが内容を立案し、全員が楽しめるような競技運営ができる
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10週 |
【共通】選択② バスケットボール、バレーボール、サッカー、卓球から1種目を選択 |
各種目、学生自らが内容を立案し、全員が楽しめるような競技運営ができる
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11週 |
【共通】選択③ バスケットボール、バレーボール、サッカー、卓球から1種目を選択 |
各種目、学生自らが内容を立案し、全員が楽しめるような競技運営ができる
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12週 |
【A】バレーボール① |
全員が楽しめるようなゲームを行える
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13週 |
【B】バドミントン① |
全員が楽しめるようなゲームを行える
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14週 |
【A】バレーボール② |
全員が楽しめるようなゲームを行える
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15週 |
【B】バドミントン② |
全員が楽しめるようなゲームを行える
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
評価割合
| 参加状況 | 技術習得度 | 学習意欲および態度 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 20 | 10 | 100 |
配点 | 70 | 20 | 10 | 100 |