概要:
確率及び統計学の基礎的内容(記述統計、確率分布、標本分布、統計的推定、統計的検定、多変量解析、最適化手法)について講述した上で、具体的な問題を対象に演習を行う。
授業の進め方・方法:
講義と演習の組み合わせにより授業を進める。
到達度確認テスト(100%)で評価する。
注意点:
■受講者へのコメント
以下に示す事前学習と事後学習を必ず遂行することによって各講義の理解度を常に自己評価し、不十分な場合には質問するなど積極的な学習姿勢が求められる。
【事前学習】(授業を受ける前に取り組まなければならない事項)
・次回の授業範囲を教科書や参考書等(シラバス参照)を用いて予習しておくこと。
・必要に応じて、シラバスに記載している教科書や参考書以外のものも活用すること。
【事後学習】(次の授業までに取り組まなければならない事項)
・授業中に指定した自由課題に取り組むこと。
・教科書や参考書等(シラバス参照)の例題や演習問題等に取り組むこと。
・必要に応じて、シラバスに記載している教科書や参考書以外の例題や演習問題等にも取り組むこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 簡単な1変数関数の局所的な1次近似式を求めることができる。 | 4 | |
1変数関数のテイラー展開を理解し、基本的な関数のマクローリン展開を求めることができる。 | 4 | |
オイラーの公式を用いて、複素数変数の指数関数の簡単な計算ができる。 | 4 | |
2変数関数の定義域を理解し、不等式やグラフで表すことができる。 | 4 | |
合成関数の偏微分法を利用して、偏導関数を求めることができる。 | 4 | |
簡単な関数について、2次までの偏導関数を求めることができる。 | 4 | |
偏導関数を用いて、基本的な2変数関数の極値を求めることができる。 | 4 | |
2重積分の定義を理解し、簡単な2重積分を累次積分に直して求めることができる。 | 4 | |
極座標に変換することによって2重積分を求めることができる。 | 4 | |
2重積分を用いて、簡単な立体の体積を求めることができる。 | 4 | |
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。 | 4 | |
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。 | 4 | |
定数係数2階斉次線形微分方程式を解くことができる。 | 4 | |
独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。 | 4 | 前3,前4,前5 |
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。 | 4 | 前3,前4,前5 |
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。 | 4 | 前1 |
2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。 | 4 | 前2 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 計画 | 国土と地域の定義を説明できる。 | 4 | |
日本、世界における古代、中世および現代の都市計画の思想および理念と実際について、説明できる。 | 4 | |
都市計画法と都市計画関連法の概要について、説明できる。 | 4 | |
土地利用計画と交通計画について、説明できる。 | 4 | |
総合計画とマスタープランについて、説明できる。 | 4 | |
都市計画区域の区域区分と用途地域について、説明できる。 | 4 | |
交通流調査(交通量調査、速度調査)、交通流動調査(パーソントリップ調査、自動車OD調査)について、説明できる。 | 4 | |
交通需要予測(4段階推定)について、説明できる。 | 4 | |
緑化と環境整備(緑の基本計画)について、説明できる。 | 4 | |
風景、景観と景観要素について、説明できる。 | 4 | |
都市の防災構造化を説明できる。 | 4 | |
土地区画整理事業を説明できる。 | 4 | |
市街地開発・再開発事業を説明できる。 | 4 | |
交通流、交通量の特性、交通容量について、説明できる。 | 4 | |
性能指標に関する道路構造令の概要を説明できる。 | 4 | |
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。 | 4 | |
二項分布、ポアソン分布、正規分布(和・差の分布)、ガンベル分布、同時確率密度関数を説明できる。 | 4 | 前6,前7,前8,前9,前13 |
重回帰分析を説明できる。 | 4 | 後13 |
線形計画法(図解法、シンプレックス法)を説明できる。 | 4 | 後14 |
費用便益分析について考え方を説明でき、これに関する計算ができる。 | 4 | |