測量学実習Ⅱ

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 測量学実習Ⅱ
科目番号 0060 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 測量学Ⅰ,堤 隆 ,測量学Ⅱ,岡林・堤・山田,(株)コロナ社 新版測量実習,小田部・毛利・伊藤・大野・浜谷・稗田,実教出版(株)
担当教員 林 和幸,山田 宰,横田 恭平,櫻井 祥之

到達目標

①各種測量(オフセット,トランシット,平板,水準,地形)を実施して,路線を計画できる.  (C-1)②道路計画図面,(a)平面図,(b)縦断図,(c)横断図の3種類をケント紙と方眼紙に着色した測量図を作成できる.(C-1)③ 土木工事の現場に対応できる最新の測量機器を用いた測量方法について理解できる.(C-1) 上記項目について基礎工学の知識を専門工学に応用することが出来る.上記課題について,その中でメンバーシップあるいはリーダーシップを発揮できる.(C-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
現場測量各種測量(オフセット,トランシット,平板,水準,地形)を実施して,主体的に路線を計画できる各種測量(オフセット,トランシット,平板,水準,地形)を実施して,補助員として路線を計画できる各種測量(オフセット,トランシット,平板,水準,地形),路線計画いずれか一方でもできない
図面測量図,道路計画図を正確,迅速かつ丁寧に作成できる測量図,道路計画図を正確に作成できる測量図,道路計画図いずれかが作成できない
測量方法の理解最新の測量機器を用いた測量方法について理解し応用できる最新の測量機器を用いた測量方法について理解できる最新の測量機器を用いた測量方法について理解できない
メンバーシップ リーダーシップ測量グループの中でのメンバーシップやリーダーシップを理解しそれを発揮できる測量グループの中でのメンバーシップやリーダーシップを理解できる測量グループの中でのメンバーシップやリーダーシップを理解できない

学科の到達目標項目との関係

C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
(1)道路計画製図を実施するために,各種測量(オフセット,トランシット,平板,水準,地形)を実施,路線を計画,実測して測量製図の作成.(2)図面は(a)平面図,(b)縦断図,(c)横断図,(d)平面図の複写図の4種類で,これをケント紙と方眼紙にインキング,着色した測量製図の作成.(3) 土木工事の現場に対応できる最新の測量機器を用いた測量技術の修得に努める.
授業の進め方・方法:
現場実習および製図
注意点:
事前学習:実習範囲を教科書で復習しておく
事後学習:収集データや図面をチェックする

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明.閉合トラバース測量 閉合トラバース測量ができる
2週 平板測量 平板測量ができる
3週 細部測量1 細部測量ができる
4週 細部測量2 細部測量ができる
5週 細部測量3 細部測量ができる
6週 授業:図面の基本的な描き方 図面の基本的な描き方を理解できる
7週 授業:地形図作成 地形図作成ができる
8週 開放トラバース測量 開放トラバース測量ができる
2ndQ
9週 中間試験期間
中間試験期間
10週 授業:単心曲線の諸要素計算 単心曲線の諸要素計算ができる
11週 中心線設置測量 中心線設置測量ができる
12週 授業(縦断,横断測量) 縦断,横断測量を理解できる
13週 縦断・横断測量1
縦断・横断測量ができる
14週 縦断・横断測量2 縦断・横断測量ができる
15週 期末試験期間 期末試験期間
16週 測量成果物仕上げ 測量成果物を仕上げることができる
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力建設系分野【実験・実習能力】建設系【実験実習】セオドライトによる角測量について理解し、器具を使って測量できる。4
トラバース測量について理解し、器具を使って測量できる。4

評価割合

図面等成果物合計
総合評価割合100100
割合100100