環境都市工学基礎演習

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 環境都市工学基礎演習
科目番号 0061 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 プリント等
担当教員 辻原 治,平野 廣佑

到達目標

本科1、2、3年次において学習する構造力学、測量学、水理学、建設材料学の内容が理解できる。(C-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
M-図,S-図M-図,S-図が独自に描ける.M-図,S-図が説明を受けつつ描ける.M-図,S-図が説明を受けても描けない.
静水圧静水圧の意味を説明できる.静水圧に関する問題を説明を受けつつ解ける.静水圧に関する問題を説明を受けても解けない.
トラバース測量の緯距経距トラバース測量の緯距経距を一人で求められる.トラバース測量の緯距経距を説明を受けつつ求められる.トラバース測量の緯距経距を説明を受けても求められない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
環境都市工学の基礎についての理解度を確認するため、構造力学、測量学、水理学、建築材料学に関する基礎演習を行う。
この科目では、将来、社会基盤の設計・施工をを行う際に必要になる基礎的な知識や考え方を学習する。
授業の進め方・方法:
各担当教員が輪講形式で講義を行う.
注意点:
実習が含まれる場合もある.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 力のつりあい 力のつりあいが理解できる
2週 静定ばりの支点反力 支点反力について説明できる
3週 静定ばりの支点反力(Ⅱ) はりの支点波力が理解できる
4週 はり以外の静定ばり以外の支点反力 トラスやラーメンの支点波力が理解できる
5週 断面力の定義と断面力図 せん断力と曲げモーメントが理解できる
6週 静定ばりのせん断力と曲げモーメント(Ⅰ) 単純ばりのせん断力図と曲げモーメント図が描ける
7週 静定ばりのせん断力と曲げモーメント図(Ⅱ) 片持ちばりのせん断力図と曲げモーメント図が描ける
8週 静定ばりのせん断力と曲げモーメント図(Ⅲ) 張出ばりのせん断力図と曲げモーメント図が描ける
2ndQ
9週 測量の歴史 測量の歴史を理解する
10週 距離測量 距離測量が理解できる
11週 角測量 角測量が理解できる
12週 水準測量 水準測量が理解できる
13週 トラバース測量 トラバース測量が理解できる
14週 三角測量 三角測量が理解できる
15週 総合演習(1) 改めて測量学に関する内容を復習し、理解することができる
16週
後期
3rdQ
1週 【水理学に関する基礎演習】 水理学に関する基礎演習に関する演習問題を解くことができる
2週 相似則、静水圧 相似則、静水圧に関する演習問題を解くことができる
3週 水圧計(マノメータ) 水圧計(マノメータ)に関する演習問題を解くことができる
4週 鉛直な平面に作用する静水圧 鉛直な平面に作用する静水圧に関する演習問題を解くことができる
5週 傾斜した平面に作用する静水圧 傾斜した平面に作用する静水圧に関する演習問題を解くことができる
6週 曲面に作用する静水圧 曲面に作用する静水圧に関する演習問題を解くことができる
7週 浮力(アルキメデスの原理) 浮力(アルキメデスの原理)に関する演習問題を解くことができる
8週 浮体の安定 浮体の安定に関する演習問題を解くことができる
4thQ
9週 建設材料学とは?
コンクリート造(1)
建築材料学の概要を理解することができる
10週 コンクリート造(2) コンクリートに関する基礎知識を理解することができる
11週 コンクリート造(3)
日本における伝統の建築技法(木造)
コンクリートを用いた建築技術、また比較対象として木造建築技術について理解することができる
12週 海外の建設材料事情
建築・解体時の環境評価(1)
環境アセスメント・環境マネジメントの基礎知識を理解できる
13週 建築・解体時の環境評価(2) 環境アセスメント・環境マネジメントに関する知識をさらに理解できる
14週 建築・解体時の環境評価(3) 環境アセスメント・環境マネジメントに関する知識を深く理解できる
15週 総合演習(2) 改めて建築材料学、また関連する環境影響評価に関する内容を復習し、理解することができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

演習課題発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000