土質力学特論

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 土質力学特論
科目番号 0063 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 図説わかる土質力学,菊本統,西村聡,早野公敏,学芸出版社/土質力学,石原研而,丸善
担当教員 林 和幸

到達目標

地盤調査および土質試験の目的・方法を理解し,説明できる(C-1)。その結果を土構造物の安定性検討に利用できる(C-1)。地盤の液状化メカニズムを理解し,説明できる(C-1)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
地盤調査および土質試験地盤調査および土質試験の目的・方法を理解し,説明できる地盤調査および土質試験の目的・方法を理解できる地盤調査および土質試験の目的・方法を理解できない
抗土圧構造物の安定性検討抗土圧構造物の安定性検討方法を理解し,説明できる抗土圧構造物の安定性検討方法を理解できる抗土圧構造物の安定性検討方法を理解できない
地盤液状化地盤の液状化メカニズムを理解し,説明できる地盤の液状化メカニズムを理解できる地盤の液状化メカニズムを理解できない

学科の到達目標項目との関係

JABEE C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この科目では,企業で土木構造物の設計を担当して教員がその経験を活かし,抗土圧構造物や杭基礎の安定性評価,原位置および室内における地盤・土質調査およびその評価手法,それらの具体的な利用方法,および地盤の液状化について授業を行うものである.成績は試験結果にもとづき評価する.
授業の進め方・方法:
講義と演習中心
注意点:
COC
事前学習:講義に関連する第4学年の内容を復習しておく
事後学習:講義に関連す第4学年で学習した内容と本講義で学習した内容を照らし合わせ,それらのつながりを確認する

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 擁壁の種類,擁壁の安定性検討で考慮する土圧,重力式擁壁の安定性 擁壁の種類,擁壁の安定性検討で考慮する土圧,重力式擁壁の安定性について理解し,説明できる
2週 杭の鉛直支持力,群杭効果,ネガティブフリクション
杭の鉛直支持力,群杭効果,ネガティブフリクションについて理解し,説明できる
3週 杭の水平支持力,杭の特性値
杭の水平支持力,杭の特性値について理解し,説明できる
4週 土留め壁の安定性
土留め壁の安定性について理解し,説明できる
5週 地盤の調査・試験方法
地盤の調査・試験方法
について理解し,説明できる
6週 地盤の液状化
地盤の液状化
について理解し,説明できる
7週 確認テスト
確認テスト
8週 テスト返却,解説,総括
テスト返却,解説,総括
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力600000060
専門的能力400000040
分野横断的能力0000000