到達目標
国際的視野を持った技術者を目指すために,他の文化と対比しながら日本文化の基本的事柄や特徴を説明できるようになる。日本の地域文化の特徴について、具体例をあげて基本的な説明ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 江戸時代の庶民文化の担い手と文化の特徴を深く説明できる | 江戸時代の庶民文化の担い手と文化の特徴を説明できる | 江戸時代の庶民文化の担い手と文化の特徴を説明できない |
評価項目2 | 日本の社会的特徴と文化的特徴の関連を深く説明できる | 日本の社会的特徴と文化的と邑久町の関連を説明できる | 日本の社会的と邑久町と文化的特徴の関連を説明できない |
評価項目3 | 和歌山の文化的伝統について深く説明できる | 和歌山の文化的伝統について説明できる | 和歌山の文化的伝統について説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
江戸時代の庶民文化を中心に、宗教のありかた、自然観、言葉、中央と地方の関連、文化の担い手と文化展開の「場」、日本の社会的特徴と文化的特徴の関連などに注目しながら考察する。和歌山の文化的伝統を知り考える。西洋文化と日本文化の対照しながら日本文化の特徴を知る。
授業の進め方・方法:
毎回授業の内容についてのプリントと資料を配る。また毎回、様々な作品などを見ながら解説する。
注意点:
<到達目標の評価方法と基準>期末試験は、到達目標の達成を確認できるレベルのもので、いくつかの課題から選択したものを論述してもらう。授業では、毎回の内容について「課題」を提出してもらう。これも評価の対象とする。
<学業成績の評価方法および評価基準>定期試験50%「課題」50%の比重で得点を計算する。その結果が60点以下の場合は再試験をして、その結果が60点を上回ったときに、成績評価を60点とする。
<単位修得要件>学業成績で60点以上を取得すること
<あらかじめ要求される基礎知識の範囲>日本庭園・落語・和食などの日本文化にできるだけ接しておくこと
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
文化を担う非定住(漂泊)の人々 |
漂泊の人々と文化の関係を具体的に説明できる
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2週 |
行商人・テキ屋と芸(口上)・漂泊の職人 |
近世までの行商人・職人などのあり方を説明できる
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3週 |
津軽三味線と門付け芸 |
津軽三味線など門付け芸の意義を説明できる
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4週 |
歌舞伎はどこから生まれたか?歌舞伎と「悪所」 |
歌舞伎の起源を説明できる
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5週 |
近松門左衛門ー女殺し油の地獄ー |
近松門左衛門について具体的に説明できる
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6週 |
役者と浮世絵 |
浮世絵とはどのようなものだったのかを説明できる
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7週 |
歌川広重の風景画 |
歌川広重の風景画について説明できる
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8週 |
庶民と風呂 |
江戸の風呂文化について説明できる
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4thQ |
9週 |
寿司・そば・天ぷら |
3大和食の起源について説明できる
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10週 |
江戸時代の話し言葉と書き言葉(候文)、落語 |
江戸時代の言語事情について説明できる
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11週 |
熊野信仰ー日本人の自然信仰ー |
熊野信仰について説明できる
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12週 |
和歌山の人物・華岡清洲 |
華岡清洲について説明できる
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13週 |
和歌山の人物・南方熊楠(南方熊楠と自然) |
南方熊楠について説明できる
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14週 |
江戸の街づくり、日本の都市計画、日本の都市の特徴 |
日本の都市の特徴を説明できる
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15週 |
まとめ、日本における地域文化再生の必要性 |
日本の地域文化再生の必要性を説明できる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
配点 | 50 | 50 | 100 |
| 0 | 0 | 0 |