到達目標
(1)入出力,条件判断,繰り返し等のVBAの基本的文法が具体的な数値解析のプログラムの中で使うことができる。
(2)いくつかの数値解析の方法を理解し,基本プログラムを作成して,他の類似問題への展開を行うことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
行列計算 | 逆行列を求めるプログラムを資料を参考にせず組める | 逆行列を求めるプログラムを資料を参考にして組める | 逆行列を求めるプログラムを資料を参考にしても組めない |
運動方程式の数値積分 | 2自由度系振動体の運動方程式の数値積分ができ,かつ,特徴を述べることができる | 2自由度系振動体の運動方程式の数値積分ができる | 2自由度系振動体の運動方程式の数値積分ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
環境都市工学分野の技術計算の基本的手法について,MS-Excel及びMS-Excel上のVBA(Visual Basic for Application)を用いた計算演習を行う。授業では,既に他の科目で学習している計算方法を具体的な事例を用いて計算できるよう演習を行う。
授業の進め方・方法:
毎回,課題を提示し,その課題を解決する方法を説明する。
注意点:
EXCEL VBAを取り扱う授業の履修が望ましい。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション,行列演算1:逆行列の計算(ガウスの消去法の説明と手計算) |
シラバスの説明,行列演算を理解する
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2週 |
行列演算2:逆行列の計算(前進消去,後退代入のプログラミング) |
前進消去,後退代入のプログラミングを理解する
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3週 |
行列演算3:逆行列の計算(前進消去,後退代入のプログラミング) |
前進消去,後退代入のプログラミングを理解する
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4週 |
行列演算4:逆行列の計算(ピボット選択のプログラミング) |
ピボット選択のプログラミングを理解する
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5週 |
行列演算5:逆行列の計算(ピボット選択のプログラミング) |
ピボット選択のプログラミングを理解する
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6週 |
行列演算6:連立一次方程式の解法(逆行列を用いた手法) |
逆行列を用いた手法を理解する
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7週 |
行列演算7:連立一次方程式の解法(逆行列を用いた手法) |
逆行列を用いた手法を理解する
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8週 |
中間試験 |
中間試験を実施する
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4thQ |
9週 |
1自由度系振動体の運動方程式の数値積分1:中央差分法,線形加速度法 |
中央差分法,線形加速度法を理解する
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10週 |
1自由度系振動体の運動方程式の数値積分2:平均加速度法,Newmarkのβ法 |
平均加速度法,Newmarkのβ法を理解する
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11週 |
2自由度系振動体の運動方程式の数値積分1:Newmarkのβ法 |
2自由度系振動体の運動方程式の数値積分を理解する
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12週 |
2自由度系振動体の運動方程式の数値積分2:Newmarkのβ法,βの安定性 |
βの安定性を理解する
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13週 |
弾塑性1自由度系振動体の数値解析1:弾塑性判定 |
弾塑性判定を理解する
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14週 |
弾塑性1自由度系振動体の数値解析2:予測子‐修正子(OS)法 |
予測子‐修正子(OS)法の特徴を理解する
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15週 |
期末試験期間 |
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16週 |
試験返却・解説 |
試験返却,解説を行う
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 30 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 30 | 0 | 10 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |