都市環境工学

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 都市環境工学
科目番号 0082 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 Professional Engineer Library 環境工学 実教出版 山崎慎一
担当教員 青木 仁孝

到達目標

①都市における環境問題の種類と現象を理解する。(C-1)
②主要な都市環境問題の対策技術を理解する。(C-1)
③初歩的な数値予測手法を理解する。(C-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
地球温暖化地球温暖化の状況と対策の種類を理解できる。温室効果ガスの管理方法が理解できる。地球温暖化の状況と対策の種類を理解できる。地球温暖化の状況と対策の種類を理解できない。
都市大気汚染大気汚染の発生源と対策が理解できる。大気汚染拡散計算を簡易式を用いて計算できる。大気汚染の発生源と対策が理解できる。大気汚染の発生源と対策が理解できない。
騒音、振動、土壌汚染、ヒートアイランド騒音、振動、土壌汚染、ヒートアイランドの状況と原因、対策を理解できる。騒音、振動、土壌汚染、ヒートアイランドの2項目以上の状況と原因、対策を理解できる。騒音、振動、土壌汚染、ヒートアイランドの2項目未満しか状況と原因、対策を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

C-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
都市域における環境問題の環境問題とその現状と対策技術を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義により行い、拡張的内容について課題を課して自主的な学習を促す。
注意点:
学修単位1単位科目である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 地球環境問題 地球温暖化の原因・対策が説明できる。
2週 都市大気汚染(1):汚染物質・発生源 都市大気汚染の汚染物質・発生源と環境影響について理解できる。
3週 都市大気汚染(2):燃料の使用と大気汚染 燃料の使用とそれにより発生する大気汚染物質の関係について説明できる。
4週 都市大気汚染(3):大気拡散 大気拡散計算方法を説明できる。
5週 騒音・振動(1) 騒音・振動問題の原因・対策が説明できる。
6週 騒音・振動(2) 騒音・振動問題の原因・対策が説明できる。
7週 土壌汚染 土壌汚染問題の原因・対策が説明できる。
8週 期末試験週間
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野環境地球規模の環境問題を説明できる。4
大気汚染の現状と発生源について、説明できる。4
土壌汚染の現状を説明できる。4

評価割合

期末試験合計
総合評価割合100100
配点100100