保健・体育

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 保健・体育
科目番号 0082 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 現代高等保健体育
担当教員 桑原 伸弘,中出 明人,芥河 晋

到達目標

健康で活力のある心身の獲得とその維持は、本校在学中のみならず、卒業後も自身の生活の基盤となる。保健体育では、15歳~20歳の年代の身体的、精神的な特徴を理解し、各種の運動の実践を通じて、自己の身体への認識を深め、健康・体力・運動能力の保持・増進を図るとともに、生涯にわたる運動習慣の獲得を目指す。また、ルールや規則を守りながら行動する習慣を身につけ、運動を通じて健康な人間関係を保つコミュニケーション能力を養うことも目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業に出席して積極的に運動等の課題に取り組み、健康・体力・運動能力の増進を図ることができる各授業に出席して運動等の課題に取り組み、健康・体力・運動能力の増進を図ることができる各授業に出席して運動等の課題に取り組み、健康・体力・運動能力の増進を図ることができない
評価項目2各競技の特性や特徴を十分に理解し、基礎動作を高いレベルで実践できる各競技の特性や特徴を理解し、基礎動作を実践できる各競技の特性や特徴の理解が不十分で、基礎動作も実践できない
評価項目3各種運動のルールや授業を進める上での規則を十分に理解し、授業運営に積極的に参加できる各種運動のルールや授業を進める上での規則を理解し、授業運営に参加できる各種運動のルールや授業を進める上での規則の理解が不十分で、授業運営に参加できない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
基礎体力作りを目的とした運動や、個人技能・集団技能・対人技能といったいろいろな種目の基本動作を中心とした運動。健康と運動の関係を理解し、卒業後も生涯スポーツとして運動を継続できるよう全員が楽しめるような競技運営ができるようになることを目指す。
授業の進め方・方法:
通年を通して授業は週1回開講。後期はAとBのふたつの種目を交互に隔週で行う場合と、共通で行う場合がある。
授業内容は前学年までに授業があった種目についてはゲーム中心で、初出の種目については基本練習から始めて最終的にゲームを行う。種目よって実技テストを課すことがある。
なお、天候、授業実施場所の状況等何らかのやむを得ない事情がある場合、授業内容を変更することがある。
注意点:
天候等の理由により屋外種目実施が困難な場合は雨天種目を行う。この場合、雨天種目として用意されているバレーボールおよびバドミントンを交互に行う形で実施する。なお、悪天候が続き、予定されていた雨天種目を完了してしまった場合、それ以降はそれまでの流れのままバレーボールとバドミントンを交互に行い、それを雨天時に実施予定となっていた種目の振替種目として扱うこととする。雨天種目の実施に伴い実施種目が前後することがある。
体操服またはそれに準ずるスポーツウェアを着用すること。また、体育館実施種目は体育館シューズ、屋外実施種目は運動靴を着用すること。
見学する場合は事前に見学カードに必要事項を記入し、担当教員へ提出すること。腕時計、アクセサリーは身に着けないこと。
体育という科目の特性上、授業への参加状況(服装、指示通りのことを行うといった態度等)も下記の「参加状況」における評価対象となるので留意すること。
新型コロナウイルス対応等が必要となった場合は授業内容等を変更することがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ゴルフ① クラブの握り方を知り、ショートスイングができる
2週 ゴルフ② アプローチショット、フルショットができる
3週 ゴルフ③ ピンを狙ったショットができ、コース練習ができる
4週 ゴルフ④ 実技試験を兼ねてコースをまわれる
5週 ソフトテニス① 基礎練習後、試合ができる
6週 ソフトテニス② 基礎練習後、試合ができる
7週 ソフトテニス③ 基礎練習後、試合ができる
8週 ソフトテニス④ 基礎練習後、試合ができる
2ndQ
9週 中間試験期間
10週 雨天種目バレーボール① 全員が楽しめるようなゲームを行える
11週 雨天種目バドミントン① 全員が楽しめるようなゲームを行える
12週 卓球
 
基礎練習後、試合ができる
13週 卓球 基礎練習後、試合ができる
14週 卓球 基礎練習後、試合ができる
15週 卓球 基礎練習後、試合ができる
16週
後期
3rdQ
1週 【A】ソフトボール① 基礎練習後、チームで協力して試合ができる
2週 【B】硬式テニス① ラケットの握りを理解し、ストローク、サーブ、ボレー等の基礎技術を習得する
3週 【A】ソフトボール② 基礎練習後、チームで協力して試合ができる
4週 【B】硬式テニス② ストローク、サーブ、ボレー等の基礎技術を習得する
5週 【A】ソフトボール③ 基礎練習後、チームで協力して試合ができる
6週 【B】硬式テニス③ 基礎後術を身につけ、ゲームができる
7週 【A】ソフトボール④ 基礎練習後、チームで協力して試合ができる
8週 【B】硬式テニス④ 基礎後術を身につけ、ゲームができる
4thQ
9週 中間試験期間
10週 【共通】選択①
バスケットボール、バレーボール、サッカー、卓球から1種目を選択
各種目、学生自らが内容を立案し、全員が楽しめるような競技運営ができる
11週 【共通】選択②
バスケットボール、バレーボール、サッカー、卓球から1種目を選択
各種目、学生自らが内容を立案し、全員が楽しめるような競技運営ができる
12週 【共通】選択③
バスケットボール、バレーボール、サッカー、卓球から1種目を選択
各種目、学生自らが内容を立案し、全員が楽しめるような競技運営ができる
13週 【共通】選択④
バスケットボール、バレーボール、サッカー、卓球から1種目を選択
各種目、学生自らが内容を立案し、全員が楽しめるような競技運営ができる
14週 【A】雨天種目バレーボール③ 全員が楽しめるようなゲームを行える
15週 【B】雨天種目バドミントン③ 全員が楽しめるようなゲームを行える
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後16

評価割合

参加状況技術習得度または授業理解度学習意欲および授業進行への貢献度合計
総合評価割合702010100
配点702010100