到達目標
① 土の有効応力，圧密理論，せん断の理論を理解，説明し，計算ができる。（C-1）
② 土圧，支持力，斜面安定について，理論を理解，説明し，計算できる。（C-1）
③ 地盤の液状化メカニズムおよびその対策工法について説明できる。（C-1）
④ 地盤調査方法について分類し内容を説明できる。（C-1）
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 土の有効応力，圧密理論，せん断 | 土の有効応力，圧密理論，せん断を理解し，諸量の計算ができる。 | 土の有効応力，圧密理論，せん断を理解し，諸量の説明ができる。 | 土の有効応力，圧密理論，せん断を理解し，諸量の説明ができない。 |
| 土圧，支持力，斜面安定 | 土圧，支持力，斜面安定を理解，説明し，計算ができる。 | 土圧，支持力，斜面安定の理論を理解できる。 | 土圧，支持力，斜面安定の理論を理解できない。 |
| 地盤の液状化メカニズムおよびその対策工法 | 地盤の液状化メカニズムおよびその対策工法について，理論を理解，説明し，計算できる。 | 地盤の液状化メカニズムおよびその対策工法について，理論を理解できる。 | 地盤の液状化メカニズムおよびその対策工法について，理論を理解，説明し，計算できない。 |
| 地盤調査方法 | 地盤調査方法を理解し，説明できる。 | 地盤調査方法を理解できる。 | 地盤調査方法を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
C-1
説明
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JABEE C-1
説明
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教育方法等
概要:
この科目は，企業で土木構造物の設計を担当していた教員がその経験を活かし，土の圧密，せん断など土の基礎的挙動とともに，これらを基に土圧や支持力あるいは斜面安定などの理論と検討方法について，講義形式で授業を行うものである．この科目は定期試験の結果にもとづき評価する．
授業の進め方・方法:
講義，板書，土の力学に関する現象やメカニズム理解のためのパワーポイントや簡単な道具を利用した実演，挙手を主たる伝達手段として授業を進め，単元ごとに計算を含む練習問題を行う．
注意点:
COC
事前学習：教科書の予定範囲を熟読し理解を深める．
事後学習：ノート，教科書および授業中の練習問題を復習する．
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
有効応力と過剰間隙水圧 |
有効応力と過剰間隙水圧について理解し、説明できる。
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| 2週 |
演習1 |
有効応力と過剰間隙水圧に関する演習
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| 3週 |
土の圧密と体積変化 |
土の圧密と体積変化について理解し、説明できる。
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| 4週 |
圧密排水過程，地盤沈下量予測 |
圧密排水過程，地盤沈下量予測について理解し、説明できる。
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| 5週 |
演習2 |
土の圧密，体積変化，圧密排水過程，地盤沈下量予測に関する演習
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| 6週 |
圧密方程式とその利用 |
圧密方程式について理解し，説明と計算ができる。
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| 7週 |
演習3 |
圧密方程式を利用した計算演習
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| 8週 |
中間試験期間
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中間試験期間
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| 2ndQ |
| 9週 |
土のせん断と破壊 |
土のせん断と破壊について理解し、説明できる。
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| 10週 |
土の破壊規準 |
土の破壊規準について理解し、説明できる。
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| 11週 |
演習4 |
土のせん断と破壊について理解し、説明できる。
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| 12週 |
土のせん断試験 |
土のせん断試験ついて理解し、説明できる。
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| 13週 |
排水条件とせん断強さ |
排水条件とせん断強さについて理解し、説明できる。
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| 14週 |
演習5 |
土のせん断試験，排水条件，およびせん断強さに関する演習
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| 15週 |
地盤調査方法 |
地盤調査法について理解し，説明できる。
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| 16週 |
期末試験期間 |
前期学修内容の総括
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
ランキンの土圧理論 |
土圧の種類，土圧係数，ランキン土圧について理解し、説明できる。
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| 2週 |
クーロンの土圧理論 |
クーロン土圧について理解し、説明できる。
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| 3週 |
演習6 |
土圧理論に関する演習
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| 4週 |
基礎の種類，浅い基礎の支持力，深い基礎の支持力 |
基礎の種類，浅い基礎の支持力，深い基礎の支持力について理解し、説明できる。
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| 5週 |
浅い基礎の支持力理論 |
基礎の種類，浅い基礎の支持力，深い基礎の支持力について理解し、説明できる。
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| 6週 |
演習7 |
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| 7週 |
杭基礎の支持力 |
杭基礎の支持力について理解し、説明できる。
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| 8週 |
中間試験期間 |
中間試験期間
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| 4thQ |
| 9週 |
地中応力 |
地中応力について理解し、説明できる。
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| 10週 |
演習8
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| 11週 |
斜面崩壊の種類と崩壊のメカニズム，直線すべりに対する斜面安定計算 |
斜面崩壊の種類と崩壊のメカニズム，直線すべりに対する斜面安定計算について理解し、説明できる。
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| 12週 |
円弧すべりに対する斜面安定計算 |
円弧すべりに対する斜面安定計算について理解し、説明できる。
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| 13週 |
演習9 |
斜面安定計算に関する演習
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| 14週 |
飽和砂の液状化メカニズムと液状化対策工法 |
飽和砂の液状化メカニズムと液状化対策工法について理解し、説明できる。
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| 15週 |
演習10 |
飽和砂の液状化メカニズムと液状化対策工法に関する演習
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| 16週 |
期末試験期間 |
期末試験期間
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 地盤 | 土のせん断試験を説明できる。 | 4 | 後4 |
| 土のせん断特性を説明できる。 | 4 | 後6,後7 |
| 土の破壊規準を説明できる。 | 4 | 後5 |
| 地盤内応力を説明できる。 | 4 | 前11,前12 |
| 土の圧密現象及び一次元圧密理論について、説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
| 圧密沈下の計算を説明できる。 | 4 | 後3 |
| 有効応力の原理を説明できる。 | 4 | 前14 |
| ランキン土圧やクーロン土圧を説明でき、土圧算定に適用できる。 | 4 | 後10,後11 |
| 基礎の種類とそれらの支持力公式を説明でき、土の構造物の支持力算定に適用できる。 | 4 | 後12 |
| 斜面の安定計算手法を説明でき、安全率等の算定に適用できる。 | 4 | 後13,後14 |
| 飽和砂の液状化メカニズムを説明できる。 | 4 | 後7 |
| 地盤改良工法や液状化対策工法について、説明できる。 | 4 | 後3,後7 |
| 地盤調査の分類と内容について、説明できる。 | 4 | 前2 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 60 |
| 専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
| 分野横断的応力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |