卒業研究

科目基礎情報

学校 和歌山工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0094 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 10
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 10
教科書/教材 専門書、学術雑誌、学会発表資料等
担当教員 辻原 治,小池 信昭,三岩 敬孝,山田 宰,林 和幸,青木 仁孝,横田 恭平,伊勢 昇,平野 廣佑

到達目標

① 実験計画を立て、その計画に沿って研究を進めることができる   (B-h)
② 研究に関連する資料・情報を収集・活用できる。         (B-e)
③ 研究データを収集・整理し、問題点を分析し、解決策を考察できる。(B-d(2)c))     
④ 成果報告のための資料を作成し、研究成果を発表・討論できる。  (D-f)
⑤ 卒業研究論文を作成できる。                  (B-d(2)b))

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
卒業研究自分の卒業研究を人にわかりやすく発表し、オリジナリティーのある内容の卒業論文を書くことができる自分の卒業研究を発表し、卒業論文を書くことができる自分の卒業研究を発表できず、卒業論文も書くことができない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
卒業研究は、担当教官の指導の下で実施する。これまでに実施した環境都市工学の基礎知識を活用して、具体的なテーマに取り組む。課題の設定、解決のためのアプローチの手法の決定、実験・シミュレーション等の実施、結果の整理と検討、口頭発表による他者への説明、卒業研究論文の作成を行う。
授業の進め方・方法:
これまで身につけてきた基礎学力や実験実習の経験をもとに、さらに高いレベルの研究に取り組み、実践的問題解決能力を養います。到達レベルは1年間取り組んだ研究テーマをプレゼンテーションで説明できる程度とします。そのためには、解決すべきテーマを把握し、計画を立て実験等ができるように取り組むべきです。前期末に行う中間発表会を節目に自主的・継続的な研究を行えるようにしてください。社会の要求する論理的な記述力や口頭発表力あるいは計画的に作業を進めていく能力を、卒業研究の中で培って身に付けてください。
注意点:
COC
【事前学習】希望するテーマについて、これまでの自分なりの問題点の抽出を行う。
【事後学習】研究を行ったテーマ及び内容について再検証を行い、成果の有効活用について考察する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション(指導教員のテーマ説明)、研究室配属 オリエンテーション(指導教員のテーマ説明)の内容を理解し、自分の希望する研究室を決めることができる
2週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
3週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
4週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
5週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
6週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
7週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
8週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
2ndQ
9週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
10週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
11週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
12週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
13週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
14週 各テーマ毎に卒業研究を遂行 各テーマ毎に卒業研究を遂行することができる
15週 卒業研究中間発表会 卒業研究中間発表会で自分の研究を発表することができる
16週
後期
3rdQ
1週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
2週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
3週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
4週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
5週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
6週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
7週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
8週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
4thQ
9週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
10週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
11週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
12週 卒業研究発表会資料の準備 卒業研究発表会資料の準備をすることができる
13週 卒業研究発表会 卒業研究発表会で自分の研究を発表することができる
14週 卒業研究を遂行 卒業研究を遂行することができる
15週 卒業論文提出 卒業論文を期限内に提出することができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前4
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前4
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前4
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前5
複数の情報を整理・構造化できる。3前5
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3前5
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前6
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3前6
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前6
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前7
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前7
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前7
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前8
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前8
目標の実現に向けて計画ができる。3前9
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前9
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前10
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3前13
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3前13
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3後1
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3後1
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3後1
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3後2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3後2
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3後3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3後5
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3後5
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3後6
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3後6
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3後7
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3後7
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3後8
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3後9
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3後9
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3後9
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。3後10
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。3後10
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。3後10

評価割合

研究計画資料収集発表会(分析・考察力)発表会(報告資料)卒業論文その他合計
総合評価割合20102020300100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力20102020300100